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フルートとの合わせⅢ

昨日は今週末演奏するフルート奏者さんとの最後の合わせ。
台風にて1日ずれましたが。。。

アマチュア奏者の方の場合どこまで言って良いのか迷うところがあります。

演奏することがとにかくメインの方。
音楽的というよりも技術的な面をクローズアップされたい方。
逆に技術的というよりも音楽的に演奏されたい方。
色々な方がいらっしゃいます。

プロであれば音楽的な部分は徹底的に話し合い、やり合い、時には悩んだり、時にはかなりきつく指摘し合ったりとあるわけですが、アマチュアの方に関しては上記のような理由によりどこまで言いましょうね~~になる訳です。
なんせそんな細かいところまで全く気にせずとにかく弾きたいという方の方が圧倒的に多いですから。

しかし今回ご一緒させていただいている方は、とにかく音楽がお好きでして。ご自分からも色々と質問をされたり意見を言われたりと。私がこうではないかと提案すると、納得すればそれを受け入れますし、前回そうしてみてもどうもしっくりいかないのであれば、そのことをきちんとお話し下さる。一緒に音楽を作ろうという気持ちがとてもはっきりされていらして、合わせている私もとても気持ちよく演奏をさせていただいています。

昨日最後の合わせにても、本来最後であれば言うのを控える事柄・・・いわゆるアンサンブルの醍醐味的な部分ですが・・・を思い切ってこうしたらと提案をしたところ、それを何度かその場で練習をしただけできちんと消化をして演奏をしていました。

アンサンブルにおいて大切なのは、お互いがどう音楽をしたいか、どのように構築をしたいか、そして最も大切なのがお互いの音をきちんと聞き、相手が何をどうしたいかを理解した上で合わせるという事です。
勿論これらをアマチュアの方にすべて要求するのは難しいですが、全くなしというアンサンブルはいくらアマチュアの方が相手とあっても、正直私は遠慮したいと思っています。

技術的に不都合があるのはアマチュアの方は仕方がありません。私たちプロフェッショナルと違い、楽器に費やす時間、勉強をしてきた量が全く違いますから。
それでも頑張って良い音楽をしたい、本当の意味でのアンサンブルを勉強し演奏をしたいという方とは喜んでご一緒させていただきたいと常に思っています。

複数の奏者が一緒に集い1つの音楽を作り上げる・・・それがアンサンブルの醍醐味と思います。そこには本気であるのであればアマチュアもプロフェッショナルもありません。

今回の奏者の方とは来年もご一緒させていただくことをお願いしてあります。今からとても楽しみです。
でもまずは今週末、自然体で心から音楽を楽しめればきっと良い演奏になると思います。


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