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コンサート終了しました

昨日無事コンサートが終了いたしました。
多くの方にご来場いただき本当にありがとうございました。

会場の関係から2年前に企画をした当コンサート。
まだ先だな~と思っていたらあっという間に当日に。
時間というものは本当に早いものだと実感しました。

野口千代光さん・菊地知也さんという素晴らしい弦のお2人をお迎えしてのコンサートは結果的にはとても素晴らしいものになりました。いらっしゃった方々が皆本当に素晴らしかったと感激されていた事が一番嬉しかったです。2人にお願いして良かったと、私の耳と人を見る目に間違いはなかったなと。

そんな中『ピアノがもう少し出てても』『大人しいピアノだった』というご意見もありました。確かにピアノが主たるところ以外はものすごく抑えましたし。
その理由の1つとして、会場がとても響くため最初からピアノが出るとお客様の耳が疲れてしまって最後まで聞くの辛いだろうという事がありました。私がもっと前に出るように弾いたとしても2人が負けることはなかったはず。しかしそれをしてしまうとただただ大きいだけの音楽になりかねないと。やはり立体的に作りたいし、聞いている側の事も考えないとという意見。なるほどねと。今までこういう考えってあまり聞いていなかったのです、正直。
そしてもう1つ。今回の私のテーマとしては、弦をとにかく前に出すという事。アンサンブルの考え方っていろいろあります。それぞれが競って盛り上げる考え方。寄り添う考え方。そして他者を生かす考え方。
今回何よりも素晴らしい2人の演奏、とにかく自由に響いてほしいし弾いてほしいというのが私の願いであり考え。しかしメンデルスゾーンというのはどうしてもピアノが勝ってしまう曲。ならば…と。
他者も生き自分も生きる…私の師匠がすごいのがこれを実践している事なのですが、なかなか私自身ここまでは行きません。理想であっても現実は難しい。なので出来るだけ理想に近づけたいなと思いつつの演奏バランス。結果どうも自分が生きるところまでは行かなかったみたいですが…難しい。。。

と言っても練習を通し本番でも大変ではありましたが楽しかったのは事実。回を重ねて行くとどんどん感じが変わっていくのも分かりましたし、過去の場合と違う作り上げ方も楽しかったし勉強にもなったし。
しかもこれは本当にびっくりしたのですが、2人の演奏の強さに自分の音が全く聞こえなくなったという事。いや~~何が起きたかと思ったもの。本番でもそうだったし、何よりもチェロの響きが床を通して私の足にまで伝わったっていうのは今まで未経験。すごかった~~~。

色々と事故はありましたが(カミングアウト)それをすぐに忘れさせる2人の音楽に助けられ、そんな事もあったっけ?的になっていたそうです。

コンサート後、野口さんは残念ながらお弟子さんの結婚式の二次会という事でご一緒出来なかったのですが、菊地さんと打ち上げに。そこでも久しぶりに色々と話が出来てこれまたとっても楽しかったです。

そんなこんなのコンサート。ここ3年自主ものが続いたのでちょっと小休止かな。もっと色々な楽器の方とも合わせてみたい気もしますし。エネルギーを充填してまたお2人ご一緒させていただきたいなとも思いますし。
まずは自身のレベルを上げないといけませんですね。

野口さん・菊地さん、本当にありがとうございました。


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