日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ジャズの生徒のためのセッション・イベントを開催しました♪

「ジャム・セッション」ということばをご存知でしょうか。

ジャズのLiveを行っているお店で行われていることが多いのですが、
色々な楽器の奏者が集まり、
初対面の人同士でいきなりバンドで演奏しちゃう、アレです。

私が音楽教室で教えているジャズのコースでは、
このジャム・セッションに参加できる力をつけることを最初の目標にしているのですが、
ピアノ奏者にはできるようにならなければいけない仕事の量がことのほか多く、
結構弾けるようになってきた生徒さんでも臆してしまい、
みなさん、なかなかお店に行ってくれません。

ピアノのお仕事を簡単に列挙すると、
①リード奏者の出すテンポでイントロを出す。
②テーマやソロを演奏する他の楽器の伴奏をする。
③自分の番が回ってきたら、即興でソロを演奏する。
④リード奏者の演奏するエンディングについていく、
 または自分でエンディングをまとめて曲をシメる。
という感じで、しかも曲を選ばせてもらえないことが多いため、
知らない曲や、知っていても弾いたことのない曲でも
上記のことをその場でやらなければなりません。

なかなかハードルが高いのです。

そこで、せめて年に一度くらいはバンドで演奏する機会を持ってもらおうと、
「音楽の森」の発表会ではドラマーさんとベーシストさんに来てもらって、
ピアノトリオで演奏してもらっています。

しかし、実際のところ、お店のジャム・セッションに参加してみると、
管楽器の参加者がとても多いことに気づかされることになります。
ピアノトリオではピアノがリード楽器になるので、
バッキング(伴奏)をするのはせいぜいベース・ソロの1~2コーラスくらい。
それも、ベースの音は低く、音量も大きくないので、
必然的に、ピアノも割と小さめの音量で、音数も控え気味に演奏することに。
ところが、管楽器がリード楽器になるとテーマから伴奏に回ることになり、
フロントに2管も3管も立った日には、何コーラスもひたすらバッキングばかり!
しかも、サックスや金管楽器は音量が大きいので、
ちまちまバッキングなんてしてると、むしろ耳障りになりかねない!

ピアノトリオとのギャップは、本当に大きいのです。

そこで、なんとか生徒さんに管楽器とのアンサンブルを経験してもらいたくて、
私がサックスを吹けるようになればいいのだと思い立ち、
2年半ほどレッスンに通ったのですが、諸事情あって中断してしまい…

何か良い方法がないかと模索していたところ、最近知り合った先生のサックス教室と、
この度、合同でセッション・イベントを開催することができたのでした♪

こちらの教室側からは、ピアノ4人、ヴォーカル1人、ギター1人が参加し、
向こうの生徒さんと合わせて全部で18人の参加となりました。
「音楽の森」の生徒さんは、全員ソロは即興演奏で臨んだので、
サックス教室の先生からはお褒めのことばをいただきましたよ~♪

初めての開催で、段取りや会の進行など、ドタバタも多かったのですが、
多くの生徒さんが管楽器と共演する機会を得られてとても喜んでくれたので、
次はもう少し要領よく事が進められるよう改善して、
また開催できたらいいな~、と思っております♪

開催に尽力してくださった関係者の皆様、ありがとうございました!


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント