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「1レッスン制」の意義♪

このブログは、【2014年3月4日】投稿記事の本文です♪
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私の教室で「1レッスン制のレッスン」を始めたきっかけは、
もう随分前に、高校生になった生徒さんが「通える回数」が少なくなり、
ご本人のペースで、続けていける【レッスン形態】を考えて、始めた事でしたが…、

今では、主に社会人の大人の生徒さんが、【1レッスン制】でレッスンを受講しています。

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3月入会の小1のKちゃん。

今日から、レッスン開始になりますが、

お母様は、病院勤務の看護師さん。

「シフト制」でお仕事をなさっていらっしゃるので、
「決まった曜日、決まった時間に通えるかどうか?」
でお悩みになっていたのですが、

Kちゃんのママさんは、夜勤は、土日のみで、
日勤は、5時15分までなので、
6時台なら大丈夫、という事で、無事に、ご入会いただけました。

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11月にご入会なさった小2のHちゃんも、ママさんが看護師さんで、
やはり「シフト制」で、「月末に勤務表が出ないと…」という事で、

最初は「決まった曜日・時間帯」で【月謝制】で始めたものの、
結局、この形では「送迎」が出来ないので、
3月からは、【1レッスン制】に変更して、レッスンを継続する事になりました。

毎回、曜日も時間帯も「シフト制の勤務表」と照らし合わせて、
「通える曜日・時間」をご予約いただく形でのレッスンは、
正直言って、「やりくりが大変」ですが…、仕方ないですよね。

でも「できなかった分」を「振替レッスン」をするより、気分的には楽です。

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「シフト制の勤務」

職場の「組織の中」では、「社員・職員に公平な、よい勤務形態」なのかもしれませんが、

「子供の習い事」等の面からみると、

「決まった曜日・決まった時間に通えない」事になってしまう、
とても「厄介な勤務形態」だなぁ…と、私は感じています。

以前も、週1回担当していた「音楽教室」での生徒さんのママさんが、
「シフト制」の勤務の職場に転職した事がきっかけで、
「ピアノを続けられなくなり、お辞めになった」方がいらっしゃいました。

ピアノに限らず、色々な「習い事」や「塾」なども、
「決まった曜日・決まった時間に通う」という形が、メインだと思うのですが、
送迎をしてくださる保護者の方が、お1人様だけですと、
「シフト制」でのお仕事をなさっていると、「習えない」となってしまうのですよね。

祖父母の方が、送迎の応援をしてくだされば、道もひらけますが…、
祖父母の方も、1人のお孫ちゃんだけでなく、複数の面倒を見なければならない…
となると、「習い事の送迎までは、できない」となるようです。

それぞれのご家庭により、色々な事情がありますが、
そういう中でも、「ピアノを習い続けたい」と思っている生徒さんが、
「習えるように」するために、今後、増えていくかもしれない【1レッスン制】の生徒さん。

【1レッスン制】をスタートした時点での「想定」から、随分、形が変わっていますが、
「この制度があったから、続けられる生徒さんがいる時代なのだなぁ…」と、感じています。


講師側としては、【月謝制】で、決まった曜日・決まった時間にレッスンする方が、
生徒さんご自身も、「安定した気持ちで習い続けられる」と思うので、そちらをお勧めしています。
恐らく、この形が「基本」です。

でも、現実的に「月謝制では通う事が困難」な生徒さんがいらっしゃる…。

【1レッスン制】では、月にせいぜい3回位までしか実施できないと思いますが、
全くできなくなるより、「細々とでも、習い続けられる」のであれば、必要な制度ですね。

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人が大人(一人前)になるまで、「自分1人の力で生きているのではないんだなぁ…」と実感します。

育ててくれる親に対して、色々な面で応援してくれる祖父母、兄弟、先生方…。

毎回、毎回、送り迎えしてくださる保護者の方がいなければ、ピアノにだって通えない。

「ピアノが習える」という事も、「当たり前」ではなく、

多くの方々の「協力」があって、習える事なんだなぁ…と、

生徒さん自身も、「自分を支えてくれる多くの方々に対する 感謝する気持ち」を持ち続けながら、

習い続けていただきたいですよね!




過去に指導した生徒さんの中には、

「ピアノなんか嫌いだ!自分が習いたくて始めた事じゃない!」

という言葉を吐く生徒さんもいらっしゃいました。



でも、「ピアノが習える事」それ自体「有り難い事」と感じながら習う方が、

本人にとっても、幸せだと思うのです。

「自分の人生」を「他責」にする生き方は、本人にとって「不幸」です。



「自分のために、どれだけの人々の愛情が注がれているか」を気付かせながら育てる事。

きちんと「本人に伝わるように」育てていかないといけないのだろうなぁ…と、感じています。



何だか、恩着せがましく聞こえるかもしれませんが…、

「育ててくれている親」に対して、「自分が受けた愛情」に対して、きちんと「感謝する心」を育てる。

小さな事でも、きちんと「伝える」事も、大切です。




私自身は、俗世にとっぷりと浸かって日々生活していませんが、

ピアノ教室で、ピアノを教えるお仕事をしていると、
様々な状況で過ごしている「他者の方々の生活環境」を知り、
その中で、精一杯、生きている姿を肌で感じ、

今、自分にできる事で、お役にたてる方法を考えていく事が、とても大切なのですよね。


私1人の力は、微力ですし、全ての人々の要望にまでは対応できませんが、

ご縁のある生徒さんに、誠実に対応していきたいなぁ…と、感じています


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