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「6年生を送る会」のピアノ奏者だね♪

惜しくも「卒業式の伴奏者」には選んでもらえなかった生徒さんが、前回のレッスンで、

「3月4日の“6年生を送る会”で弾く曲の新しい楽譜をもらったの。
“この曲○○ちゃんお願いね”、って学校の先生に言われたの。
自分で楽譜に色も塗ってみたの。間違えていないかな?先生、教えて~」

と言って、もう「ウキウキ気分」にすっかり切り替わっていました。

よかった。先週は「卒業式の伴奏者に選ばれなかったショック」が残っていたのに…、「代わりの曲」をもらった事ですっかり「立ち直って」いました。

生徒さん本人が色を塗った楽譜に目を通して、数ヶ所間違っているところを修正し、指使いとペダルを加筆して片手ずつのレッスンを開始しました。

「じゃあ、後は少しずつ両手の練習だね。お家でやってみてね。」と言って、レッスンを終えました。

僅差で「卒業式でのピアノ伴奏者」には選んでもらえなかったけれど…。
そのお陰で、この学校で「“たった1人だけ”に渡された新しい曲の楽譜」をもらって、「たった1人だけこの曲を練習できる」んだよね。
結果的には「素敵な曲を2曲も練習できる」わけで。
「○○ちゃん、オーディションを受けてよかったよね!」

この子の学校では、オーディションに惜しくも不合格になってしまった生徒さんに、「代わりの演奏の場」を用意してくださいました。
「不合格」だった生徒さんにも「新たなやる気、希望」を与えていただくことができました。
この学校の先生は「オーディションで敗者になってしまった生徒さん」にも「救いの手」を差し延べてくださって、1ピアノ講師としても大変「ありがたい気持ち」で一杯です。

ピアノを習っている生徒さんの「目指すもの」は、それぞれみんな違います。
この子のように「学校でも、ピアノで認めてもらいたい」という気持ちが強い子にとっては、「学校の行事でピアノ演奏者に選出されること」はとても大きな目標になります。

本人が「オーディションを受ける事を決めて」手を挙げた事で、
1番目標にしていた「卒業式のピアノ伴奏者」にまでは手が届かなかなかったのはちょっと残念でしたが…、
すんなりと「1番」になれなかったことで、「敗者になる経験」=「人の心の痛みを感じる事」もできて、
別の式典の「6年生を送る会」でのピアノ奏者になることができました。
本人が勇気を持って「挑戦」したからこそ「手に入れる事ができた」んですよね。

今回の経験は、この生徒さんにとって「貴重な体験」になったのではないでしょうか。

生徒の皆さんには、「ピアノ」を学ぶ事を通して「色々な経験」を積んで、これからも「人として大切な事」をたくさん学んび、そして「聴く人の心に響く音楽をピアノで奏でられるように」成長していってほしいな、と願っています。

※ このブログは、【2013年2月9日】に投稿した記事の本文です♪
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