「大人」への階段♪
このブログは、【2014年4月29日】投稿記事の本文です♪
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今春、中学生になったCちゃん。
小学校の卒業式で、「旅立ちの日に」の伴奏者として演奏したCちゃん。
先日のレッスンの時に、
「小学校の時にピアノを習っていたお友達が、次々と、ピアノを辞めているんだよね。
中学生になると、勉強や部活が大変になるからだって。
中学生になると、みんなピアノを辞めなくちゃいけないの?」
と、突然 話をし始めました!
「Cちゃん自身が、ピアノを習っていて、学校のお勉強や部活との両立が物凄く大変だなぁ…って、感じて、
もう、ピアノは続けるのが苦しい…って感じるんだったら、一旦ピアノを辞めてもいいんだけどね。
私自身は、中学生の時に、ピアノが大変じゃなかったよ。
でも、Cちゃん自身は、お友達が辞めているから、ピアノ辞めたいの?
ピアノが物凄く、負担になっているようには、私には見えないけど、どうなのかな?」
とお尋ねしてみました。
ご本人が、「ピアノまではムリ」と思っているのなら、「ピアノを一旦辞める」というのも、ありですから…。
「私はね、ピアノがそんなに大変じゃないの。
学校から帰ってきて、宿題やって、毎日、ちょっとピアノを練習する位、できるもん。
でも、小学校の時、ピアノのライバルだった子が、すごくピアノが上手なのに、
中学生になったからやめる、って、そうなのかな?と思ったんだよね。」
「私もね、中学生になったら辞めるのが当たり前ではないと思っているよ!
中学生でピアノを続けていると、習っている生徒さん自体が少なくなって、希少価値があるから、
校内の合唱コンクールとかの伴奏者になれたり、いい事、いっぱいあるんだよね。
それに、Cちゃん位まで弾けるようになると、ピアノの曲も、すごく素敵な、いい曲がいっぱいあるし、
これからが、本当の意味で、ピアノの楽しみが味わえるんだよ。
ここで辞めちゃうのは、本当は、もったいないんだよね。
私は、Cちゃん自身が、ピアノが大変じゃなければ、続けていた方がいいと思うよ!」
とお話ししました。
「だよね!」
習いごとのピアノは、小学生まで、と考えていらっしゃるご家庭も多いのかな…。
高校受験に向けての、学習塾通いも始まったり、
世のご家庭の多くは、受験科目ではない「音楽」は、「必要ない」と考えるのかなぁ…。
でもね、「音楽」は、「人間の心の成長」には、なくてはならないものです!
辛い時に、心を癒してくれる「音楽」
楽しい気分の時には、ついつい、「鼻歌」なんかが出ちゃったり…。
「音楽」があるから、人は、夢と希望を持って、「明日も生きていこう!」と思える…。
世の中から、もしも「音楽」が消えてしまったら、世界は「悪」で染まっちゃう…。
音楽が身近にある事で、人は、心豊かな時間を過ごせるのだと、私は信じています。
私自身も、常に「音楽」と共に生きているので、心の平安を保って、日々、幸福を感じています。
周りの方からも「お幸せな人ねぇ…」とよく言われますから…。
私は、ゆとり教育の世代ではありませんが、
自分が中学生の時は、部活は「入りたい部」がなく「帰宅部」で、
お勉強も、学校の授業を受けていれば十分理解できたので、学習塾は必要ではなく、
学校の勉強と、習いごとのピアノの両立は、全く問題なかったんですよね。
中2の秋に、「ピアノの道に進みたい」と考えるようになり、
音楽科の高校受験に向けて、準備を始めたのです。
部活よりも、学校のお勉強よりも、「音楽科目(ピアノ・ソルフェージュ等)」のレッスンの日々でした。
だから、最近の傾向の、
「中学生になったら、塾等が忙しくなるから、ピアノは辞める」
という風潮には、私自身は、かなり、抵抗があります。
ご本人が「ピアノが嫌い」なら、義務教育でもない「ピアノ」は、さっさと辞めていいと思います。
でも、ご本人が、「ピアノ」に魅力を感じているのであれば、
「周りのみんなが、ピアノは小学生までだと思っているから」という理由で、
ピアノを辞めちゃうのは、本当に「もったいない!」と思います。
【自分は、どんな分野に、適性があるか?】
【どの道を選択したいと思っているのか?】
これが、一番大切なのだと思います。
自分が生きていける「人生の時間」にも「限り」があるので、
「大切だと感じるもの」に打ち込める事は、本当に幸せな事ですよね!
親が子供に対して「きっとこれが幸せだ」と感じる事と、
子供自身が「自分の幸せは、この道だ」と感じる事は、必ずしも イコールではないんですよね。
子供の人生は、子供のもの。
そして、その選択をするのは、「本人」であるべきです。
高校は「義務教育」ではありませんから、「学びたい」と思わなければ、
「社会人として、働く」という選択肢もあるわけです。
学歴で、その人の人間性が評価されるべきではありませんよね。
「自分は、どう生きていきたいのか?」
「周りのお友達が、そうしているから、自分もそうする…という生き方ではなく、
自分の心の声に従って、自分の人生で、必要なものを大切にして生きていく」
という事を、考え始めたCちゃん。
小学生の時とは「違うCちゃん」になってきているんだなぁ…と、感じました。
小学生の時から、長~いお付き合いの Cちゃん。
これからも、色々な事で悩んだり、迷ったりすると思いますが、
「子供の頃から、関わりのある、成長を見守っている大人」である、ピアノ講師は、
思春期の生徒さんにとっては、「貴重な相談相手」になったりするんですよね。
まるで、カウンセリングルームのように、講師と2人きりになれる空間、
安心して、心の内を話せる相手、
生徒さんと共有してきた時間の蓄積が、信頼関係を築いていく…。
私自身も、そういう存在でありたい、と思っています。
ピアノ教室で過ごす時間のほとんどは、「ピアノの技術的な向上」を目指す時間ですが…、
生徒さんの成長過程によっては、「お悩み相談」もあったりするのも、また事実。
Cちゃんとの最初の出合いは、小学校3年生だったかな?
もう、随分、成長したんだね!
これからも、「素敵な大人になれるように…」、私も全力で応援したいと思っています。
もちろん、Cちゃんは、発表会の曲も、頑張って練習していますよ!
表現力も、グッと、豊かになってきています!
6月の発表会に向けて、これからもピアノ、一緒に頑張ろうね!
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今春、中学生になったCちゃん。
小学校の卒業式で、「旅立ちの日に」の伴奏者として演奏したCちゃん。
先日のレッスンの時に、
「小学校の時にピアノを習っていたお友達が、次々と、ピアノを辞めているんだよね。
中学生になると、勉強や部活が大変になるからだって。
中学生になると、みんなピアノを辞めなくちゃいけないの?」
と、突然 話をし始めました!
「Cちゃん自身が、ピアノを習っていて、学校のお勉強や部活との両立が物凄く大変だなぁ…って、感じて、
もう、ピアノは続けるのが苦しい…って感じるんだったら、一旦ピアノを辞めてもいいんだけどね。
私自身は、中学生の時に、ピアノが大変じゃなかったよ。
でも、Cちゃん自身は、お友達が辞めているから、ピアノ辞めたいの?
ピアノが物凄く、負担になっているようには、私には見えないけど、どうなのかな?」
とお尋ねしてみました。
ご本人が、「ピアノまではムリ」と思っているのなら、「ピアノを一旦辞める」というのも、ありですから…。
「私はね、ピアノがそんなに大変じゃないの。
学校から帰ってきて、宿題やって、毎日、ちょっとピアノを練習する位、できるもん。
でも、小学校の時、ピアノのライバルだった子が、すごくピアノが上手なのに、
中学生になったからやめる、って、そうなのかな?と思ったんだよね。」
「私もね、中学生になったら辞めるのが当たり前ではないと思っているよ!
中学生でピアノを続けていると、習っている生徒さん自体が少なくなって、希少価値があるから、
校内の合唱コンクールとかの伴奏者になれたり、いい事、いっぱいあるんだよね。
それに、Cちゃん位まで弾けるようになると、ピアノの曲も、すごく素敵な、いい曲がいっぱいあるし、
これからが、本当の意味で、ピアノの楽しみが味わえるんだよ。
ここで辞めちゃうのは、本当は、もったいないんだよね。
私は、Cちゃん自身が、ピアノが大変じゃなければ、続けていた方がいいと思うよ!」
とお話ししました。
「だよね!」
習いごとのピアノは、小学生まで、と考えていらっしゃるご家庭も多いのかな…。
高校受験に向けての、学習塾通いも始まったり、
世のご家庭の多くは、受験科目ではない「音楽」は、「必要ない」と考えるのかなぁ…。
でもね、「音楽」は、「人間の心の成長」には、なくてはならないものです!
辛い時に、心を癒してくれる「音楽」
楽しい気分の時には、ついつい、「鼻歌」なんかが出ちゃったり…。
「音楽」があるから、人は、夢と希望を持って、「明日も生きていこう!」と思える…。
世の中から、もしも「音楽」が消えてしまったら、世界は「悪」で染まっちゃう…。
音楽が身近にある事で、人は、心豊かな時間を過ごせるのだと、私は信じています。
私自身も、常に「音楽」と共に生きているので、心の平安を保って、日々、幸福を感じています。
周りの方からも「お幸せな人ねぇ…」とよく言われますから…。
私は、ゆとり教育の世代ではありませんが、
自分が中学生の時は、部活は「入りたい部」がなく「帰宅部」で、
お勉強も、学校の授業を受けていれば十分理解できたので、学習塾は必要ではなく、
学校の勉強と、習いごとのピアノの両立は、全く問題なかったんですよね。
中2の秋に、「ピアノの道に進みたい」と考えるようになり、
音楽科の高校受験に向けて、準備を始めたのです。
部活よりも、学校のお勉強よりも、「音楽科目(ピアノ・ソルフェージュ等)」のレッスンの日々でした。
だから、最近の傾向の、
「中学生になったら、塾等が忙しくなるから、ピアノは辞める」
という風潮には、私自身は、かなり、抵抗があります。
ご本人が「ピアノが嫌い」なら、義務教育でもない「ピアノ」は、さっさと辞めていいと思います。
でも、ご本人が、「ピアノ」に魅力を感じているのであれば、
「周りのみんなが、ピアノは小学生までだと思っているから」という理由で、
ピアノを辞めちゃうのは、本当に「もったいない!」と思います。
【自分は、どんな分野に、適性があるか?】
【どの道を選択したいと思っているのか?】
これが、一番大切なのだと思います。
自分が生きていける「人生の時間」にも「限り」があるので、
「大切だと感じるもの」に打ち込める事は、本当に幸せな事ですよね!
親が子供に対して「きっとこれが幸せだ」と感じる事と、
子供自身が「自分の幸せは、この道だ」と感じる事は、必ずしも イコールではないんですよね。
子供の人生は、子供のもの。
そして、その選択をするのは、「本人」であるべきです。
高校は「義務教育」ではありませんから、「学びたい」と思わなければ、
「社会人として、働く」という選択肢もあるわけです。
学歴で、その人の人間性が評価されるべきではありませんよね。
「自分は、どう生きていきたいのか?」
「周りのお友達が、そうしているから、自分もそうする…という生き方ではなく、
自分の心の声に従って、自分の人生で、必要なものを大切にして生きていく」
という事を、考え始めたCちゃん。
小学生の時とは「違うCちゃん」になってきているんだなぁ…と、感じました。
小学生の時から、長~いお付き合いの Cちゃん。
これからも、色々な事で悩んだり、迷ったりすると思いますが、
「子供の頃から、関わりのある、成長を見守っている大人」である、ピアノ講師は、
思春期の生徒さんにとっては、「貴重な相談相手」になったりするんですよね。
まるで、カウンセリングルームのように、講師と2人きりになれる空間、
安心して、心の内を話せる相手、
生徒さんと共有してきた時間の蓄積が、信頼関係を築いていく…。
私自身も、そういう存在でありたい、と思っています。
ピアノ教室で過ごす時間のほとんどは、「ピアノの技術的な向上」を目指す時間ですが…、
生徒さんの成長過程によっては、「お悩み相談」もあったりするのも、また事実。
Cちゃんとの最初の出合いは、小学校3年生だったかな?
もう、随分、成長したんだね!
これからも、「素敵な大人になれるように…」、私も全力で応援したいと思っています。
もちろん、Cちゃんは、発表会の曲も、頑張って練習していますよ!
表現力も、グッと、豊かになってきています!
6月の発表会に向けて、これからもピアノ、一緒に頑張ろうね!
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