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真剣勝負の勧め

 こちらでホームページを開設させて頂いてより早くも一年が経過し、今日から2年目に突入します。暫く更新も滞っておりましたが、又頑張って参りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 さて今回のタイトルは「真剣勝負の勧め」です。
 6月に入り、いよいよ今年もピティナピアノコンペティションをはじめとするコンクールの予選がスタートします。やる前から結果の決まっている、出来レースのイベントとは違う気持ちの良い緊張感が私はとても好きですし、又それが教師にとっても生徒にとっても、大切な成長の為の糧となっているようにいつも感じています。
 私は決して合格すれば何でもいいとか、合格しなくてはなんの意味もないとか言うつもりはありません。ただやる以上は合格を目指すという姿勢を大切にし、真剣勝負をして頂きたいとは願っております。

 よく「結果ではなく、経験することに価値があるのだ。」という言葉を耳にします。特に異論を挟むつもりはありませんが、私の場合、「真剣勝負をするならば」という条件をつけたいと思います。
 どちらでもよければ、自分の殻を破ったり、自己を変革するためのエネルギーは普通湧いては来ないものです。どうしても夢や目標を叶えたいからこそ、人は足らざる自分を認め、本当の意味での努力や工夫を始めるものなのです。
 そして仮にそれが万が一、目標まで至ることが叶わない場合があったとしても、真剣勝負をしたのであるならば、以前の自分と同じままという事は絶対にないはずです。必ずや自らの成長の跡を確認・実感し、その事が新しい経験をした事の本当の価値であると気が付くことでしょう。

 魂の成長を伴わない経験など、何の意味があるのでしょうか。
 私達が真剣勝負しなければならない相手は過去の自分であり、又そこからくる思い込みの自己像です。 私が真剣勝負を勧める理由は、目標・理想に向かって努力し殻を破っていく過程において、成長の喜びを実感して頂き、その自分自身の変化して行く姿に驚いて頂き、さらにその事によって、未来に向かって自分に自信を持ち、大きく夢を描ける様になって頂きたいからです。

 当音楽院で学ばれる生徒の皆さん、目標を達成しては嬉し泣きをし、又は達成できずに悔し泣きをする、その様な熱い心を忘れないで頂きたいと思います。真剣に取り組んだ証が感動です。敢えてコンクールに挑戦する以上、どちらでも良いのであればやる必要はありません。
 真剣勝負は、心の持ち方さえ過たなければ、人を必ず成長に導いてくれます。共に頑張って参りましょう。


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