異名同音を徹底検証！

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こんにちは
広島市中区School Imanshi音楽教室
ピアノ・ボーカル講師のMiHoです

皆さん、異名同音という言葉を聞いた事がありますか？
名前は違うけれど、弾く場所は同じものの事を言います。
「異名同音」を理解するには、実際にピアノ鍵盤（キーボード鍵盤でも勿論OK）を
見ながら、これを読んで頂けると良いでしょう。

では、みなさん、鍵盤を実際見られましたでしょうか？
できれば実際に口に出したりしながら確認するのが好ましいです。


白鍵だけで演奏できる長調
ドレミファソラシド=CDEFGABC（注：英語表記として）
ハ長調、別の名をCmajor（シー・メジャー）
がありますね、この音階の間に黒鍵が５つ、存在します。

ド＃とかレ＃とか呼ばれている部分です。
この黒鍵は必ず異名同音、名前は違うけど弾く場所部分は同じ。
という物です。
ド＃＝レ♭、レ＃＝ミ♭、ファ＃＝ソ♭、ソ＃＝ラ♭、ラ＃＝シ♭

同じ音の場所でもこのように、沢山の音名が隠れています。

実は白鍵の部分でもこれが起きるところがあります。
２カ所しかありませんので、しっかり覚えて下さいね。

ヒントは隣合った白鍵の間に黒鍵が存在しない音です。

分かりましたか？
答えは、ミとファ。そして、シとドです。

ミ＃は音が上がる方に黒鍵がないため、隣のファの音の位置がミ＃ということになります。
ファ、にミ＃の名前が隠されている、と思っていいでしょう。
同じ理由で、ファ♭も、音が下がる方に黒鍵がないため、ミの場所を弾く事になります。
つまり

ミ＃＝ファ、ファ♭＝ミ
英語音名表記の場合→E#＝F、F♭＝E

ということです。

同様に、シ＃には音が上がる方に黒鍵がないので、隣のドの音の位置がシ＃ということになります。
ド、にシ＃の名前が隠されています。
ここでも同じ理由で、ド♭にも、音が下がる方に黒鍵がないため、シの場所を弾く事になります。
つまり

シ＃＝ド、ド♭＝シ
英語音名表記の場合→B#＝C、C♭＝B

ということです。

混乱しないよう、何度も確認して下さいね。





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