スラーがスラーではない

こんばんは＾＾
名古屋市緑区、天白区のピアノ教室、ピアノ講師の稲波 亜美（いなみ あみ）です。

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楽譜によく書かれてある「スラー」。なめらかに演奏するという意味ですが、私がロシアピアニズムに出会う前までは、自分がてっきり、「この弾き方で、スラーに聴こえているんだろうな」と思って弾いていました。

しかし、実際のところは、単に、音と音の繋がりがあるように指使いとして弾いているだけで、響きとしては、全く、繋がっておらず、なめらかに弾いていないという事実に気がつきました。

これは、音に注意深くと言いつつ、小手先だけで気にするのではなく、ロシアピアニズムを使って、響きが本当に豊かである事に、自分が弾いて、気がつかされた第一歩でもありました。

生徒さんのお母様でも、その違いがわかりました、とおっしゃっていて、（ピアノ未経験の方でいらっしゃいます）わかっていただける事で、本当に良かったと思いました。

初級レベルの生徒さんには、初めは何が何だかわからないけれど、ただ言われるがままに、真面目に練習していると思われますが^^;…生徒さんが、「本当に良いもの」に触れ、芸術によって自らを磨き、今の時代に必要な豊かな心と知性を持って、成長していってほしいなと思っています。


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