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普通科高校の人も深く学習しています

 今日から12月ですし、今年も残すとこあと1か月となりましたね。来年、私は年女となるので、ある程度は私の年齢が想像できるでしょう。

 音大出身の私でも、出身高校は普通科でした。普通科高校1年生の時に師匠の先生に師事し、当時はピアノを数年間辞めていた時のブランクもあって、本格的なハイレベルソルフェージュレッスンについていけるかどうか、不安でした。聴音ではレッスンもしくは宿題(レッスン最後にICレコーダーなどで録音して、自宅で聴いてノートに書く)でやった問題を採点し、それをノートに清書してピアノ演奏(移調も含める)をするので精一杯でした。しかし、仲間の支えもあって和声と作曲を学習し、何もかも中途半端で落ちこぼれの私が今ここまで来た事は、不思議に思うくらいです。

 私の師匠のレッスンでの聴音問題は音大入試でやる内容のものを含めて、色々と幅広く応用しなければならないのです。いくらピアノ演奏をするといっても、ただ音を拾うだけでは済まされません。テンポ感、音のフレージングのまとめ方、メロディーラインをたっぷり歌ってベースを響かせてハーモニーを抑える事でのバランス感、それらを総合的に見て採点するのです。これらが出来てなければ、高い点数がつかなくなるのは確実ですし、音楽のセンスの良さは身に付きません。これは新曲視唱(初見の歌)や新曲視奏(初見ピアノ)でも共通しますし、ピアノ科のみならず、作曲、楽理、声楽、管弦打楽器、教育科など、全ての専攻に共通する事です。

 リズム教育においてはあまり記憶にはないのですが、単旋律の聴音問題をピアノ演奏する時には、2分音符などで伸びる拍のところを空いてる片手で拍を打ったりしてましたね。また、聴音をやる時にはヒントとして細かくリズムをベースの音などで刻んでくださった事が、役立ちました。師匠が先頭に立って指揮して連弾などのアンサンブルをした時には、伴奏の人のベースと和音の支えが鍵を握ってるかという事を知りました。

 このような体験談を講師仲間の方にお話すると、私は音楽科高校の出身じゃないかと言われる事が殆どですが、うちの師匠のお教室には普通科高校に通ってる学生さんがかなりいます。音大みたいな事やってると言われますが、音大を卒業してから随分時が経っていてピアノ講師という仕事をしてお金貰ってる人がそんな事を口にするのは、信じられないほど専門教育が身に付いてないと思いました。普通科高校出身でもコンクールで全国大会入賞歴のあるプロの音楽家の人もたくさんいますし、私の姉の同級生で小さい時からピアノ演奏がバリバリ上手くて即興演奏が得意なスーパー天才児の人(東京芸大作曲科出身)がいます。もっとすごいお子様であれば、小学生で音大受験のレベルについていけるスーパー天才児でさえ中にはいるのです!!

 私も専門的な学習においてはまだまだ学習しなければならない事がありますし、コンクール入賞歴などで輝かしい実績だらけというわけでもありません。音楽を仕事にしてお金貰う以上、生徒さんの気を引くために安っぽい知識だけで短いレッスン時間という風にはしたくないのが私のポリシーです。

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