教材のアレンジ楽譜にデータなど

　いよいよ10月後半となりまして、何だか寂しくなってくるこの頃です。

　10月といえば、私の誕生日であり藤原亜津子先生レッスン見学ツアーとかぶる時期です。また、年度別の後半戦に入る時ですね。

　私は作曲専攻であり、レッスンではただピアノを弾くだけでなく、バックミュージックとしての雰囲気を掴んでほしい事もあって、ピアノのソロ演奏に加えてベースや和音を付け加えて連弾アンサンブルをします。特に導入のうちの楽曲は、単旋律だけのものや両手演奏であっても和音の音を抜き取っている質素なものばかりです。

　これを食べ物に例えると、シンプルな豆腐にねぎ、生姜、鰹節に醤油を加えて味のある冷奴へと変身させる事と似てると思います。

　導入のレッスン教材で連弾もしくはMIDIディスク用にアレンジされたも物が色々発売されてきましたが、中には廃盤となってしまったものもあります。編曲者の立場からすれば、自分が折角時間かけて作成したものが出版社の都合によってなくなってしまう事は、無念というほかないですね。

　その廃盤となった教材の編曲者の講座などに出かけて、その当時のアレンジした楽譜を実演し、参加者のために配って手にする事出来たら、それはプライスレスの価値ですね。

　私も最近はPTNAのオンデマンド楽譜販売のミュッセにて、バスティンピアノ編曲コンテストで入賞した作品を販売しましたが、廃盤にならない事を心から願っております。

　詳しくは、教室ブログをご覧くださいませ。