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バスティン夏季集中セミナー

 8月3日と4日の2日間、巣鴨駅前の東音ホールにて夏の風物詩となるバスティン夏季集中セミナーが行われました。日本全国から52名の先生方が集まり、楽しく交流して学習が出来た講座でした!!

 昨年は講座の2日目の途中で退室し、父の病状を考慮して病院へ向かいました。その数時間後に家族や親せきに看取られて天国へ旅立った事を思い出します。

 今年はピアノベーシックスシリーズを学習し、楽典指導をピアノレッスンにリンクして活かしていくためのノウハウを教わりました。バスティンの教材はある程度は知られているのですが、新しく学ぶ項目の楽典学習やミニ練習が短いレッスン時間の都合で無視されているのが現状です。そして、作曲や楽理を専攻してる私からすると悲しくなるほど、セオリーの教材(楽典の学習)の売れ行きが悪く、レッスン現場ではあまり活用されてないのに驚きました。バスティンのセオリーの教材は、子供用の教材の中では頭の体操のために結構奥深いのですが、それをマスターしたら楽典の学習ゲームを楽しめて心がイキイキしてくるのです。

 今年になってから、ピアノベーシックスのセオリーの教材が日本人の先生方や子供たちの、学校教育の内容に合わせて改訂されました。セオリーの1,2巻が既に発売され、プリマー、3,4巻はただ今東音企画の中で考案中です。これらも後々発売予定となっております。

 こちらが1巻の日本式改訂版で、最後のページが日本の学校で学ぶ事を明記しております。

 下が1巻の従来のアメリカ式のものですが、こちらの最後のページは楽典のおさらいになっております。

 日本版に改訂されたものは、空欄の穴埋め問題はちゃんと四角いボックスの中に答えを記入するように、注意書きが書かれてますが、アメリカ版はそれが棒や線を引いた所に答えを書きます。そして、細かい注意書きも一切ないので、大雑把で自由な感覚のアメリカ人は何となく覚えればわかるのですが、日本人の場合は創造性に欠ける面があるので記入時のミスが多発しまくりです!!失敗を恐れるネガティブな日本人は、自由なアメリカ式で難しい楽典は嫌だというクレームが多いので、他教材のドリルワークで学習させるケースがほとんどかもしれません。日本のピアノ教材で創作問題は、ほとんど見かけないですし、バスティンでのこだわりとなるメロディー創作、コード付けや移調の課題の楽曲は、日本改訂版では馴染みある「ぶんぶんぶん」などに改訂されています。

 バスティンメソッドは著者のJane Bastien先生が今でもご健在なので、承諾を得て日本式に改訂を出来るのですが、もし教材の著者が他界していたらこのように改訂版は発売されてなかったと思います。アメリカから輸入してきたキャラクターや教材は、向こうにお金を支払って著作権などの問題もあり、なかなか改訂しにくいものです。

 グループ体験レッスンで今回から、チームに分かれて各セクションでの楽典ゲームを体験出来るようになりました。これまでは、自分の担当の場所しか出来なかったのですが、全分野でのゲームを体験出来て楽しい楽典の学習となりました!!

 そしてこちらが、全員もらえる修了証、オリジナルクリアファイル、フリクションペン、そして抽選プレゼントに外れた人たちのためのシールです。名前は今回またプライバシーを考慮して隠しているのですが、コンテストやオリジナル曲のYou Tube動画で私の名前が出ているのをご覧になった人もいるので、もうわかってしまってる方々も多いと思います。

 これからも、音楽教室で学習したいとお考えの方たちは、楽典の学習を念頭に入れていただくよう、お願い申し上げます。バスティンでは楽曲のレパートリーを広げるための土台として、楽典、ソルフェージュ、創作を必修としており、クラシック、ジャズ、ブギ、ポップス、ロックなどを弾きます。右手のみならず、左手でメロディーを弾く楽曲もあり、お洒落ハーモニーで臨時記号がジャンジャン出てくるので、子供の教材だからといって侮る大人の人たちは罰当たりです!!

 詳しくは、教室ブログをご覧くださいませ。


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