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理想のレッスン室

先日お話ししたレッスン室について、もう一度書きたいと思います。

 当教室では自宅リビングにアップライトを置いてレッスンをしております。熱心に上を目指して学ぶ意欲のある生徒さんや小さなお子様にとって、うちは専用のレッスン室ではない事で色々と不便かもしれません。しかし、ピアノを買い換えたり別の部屋に移動させてレッスン室を変更するには家族の了承が必要となりますし、簡単に生活スタイルを変える事はできません。先生の実家もしくは配偶者やその家族と一緒に生活していて、それを全て自分の理想を押し付けてレッスン室へと改装するのは、良い答えでしょうか。私はそう思いません。

 小さい生徒さんにとって、幼稚園や保育園で可愛いイラストが壁にカラフルに飾られているのを見て、気分が明るくなって楽しくなりますね。自宅へ戻れば、カラフルなおもちゃなどで遊んで、壁に好きなアニメのポスターを貼ったりしてると思います。楽器店の幼児クラスの生徒さんのお教室でも、可愛いキャラクターのポスターやグッズが飾られているものですが、個人のお教室の先生宅ではそうはいきません。

 個人レッスンで自宅でやっていらっしゃる先生は色々ですが、部屋の壁には素敵な絵画や刺繍作品などが飾られています。大きな本棚には楽譜、書籍、レッスンや講座資料、オーディオなどが置かれてます。音楽専用の五線のホワイトボードを持っていらっしゃる先生もいれば、そうでないケースと様々ですが、お花を飾って工夫されてるケースもよくあります。これは専用のレッスン室を持っていらっしゃる先生のケースですが、私みたいに自宅リビングでやってる場合、ここまで完璧にやるのは難しいのです。

 小さなお子様の場合、ただ理屈だけで物事を言ってピアノの鍵盤の場所を簡単に覚えられないので、その時は必ず教具を使用します。レッスン教具はおもちゃの代用みたいなものですが、子供たちの好きな色やデザインなどで手作りし、いかに可愛く楽しく見せて楽典・ソルフェージュ能力や演奏力の向上へとつなげていくものですね。レッスンをやるお部屋は大人のお洒落な雰囲気で、そこで生活する人たちのライフスタイルに合わせてレイアウトされています。未就学児のお子様で、バスティンの教具や教材の雰囲気だけで幼稚園や保育園みたいな空間と思い込んでるケースもあるので、そこはしっかり線引きしてご家庭で指導していただきたいと思います。

 私のレッスン内容をブログで読まれて、当教室は専用レッスン室でやっているものだと思い込んでる方が多くいらっしゃるかもしれませんが、生徒さんの数や家族・経済事情を考慮して自宅リビングでやっております。私の師匠・佐々木邦雄先生のご自宅は昔、当教室から自転車もしくは徒歩で行ける距離のところにありました。当時は妻の恵子先生がグランドピアノ2台のレッスン室専用の部屋でやっており、邦雄先生はグループレッスンのソルフェージュを自宅リビング&ダイニングでやってました。ソルフェージュなどのグループレッスンの部屋はアップライト(恵子先生の少女時代に使用してたもの)と電子ピアノ2台で、不便な面もありましたが今となっては懐かしく良い思い出です。そのお部屋は私が大学生の時に電子ピアノ10台のグループレッスン専用の部屋に改装し、完全にリビング&ダイニングではなくなったのです。はじめの売れない時は皆、不便な思いをしながら自宅リビングなどでレッスンをしているので、それだけはよく考えて教室選びをしていただきたいと思います。

 詳しくは、教室ブログをご覧ください。


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