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日米でのレッスン価格

 生暖かい春の日ですが、気温の差が激しいジグザグ天気なのが、ここ数年間の特徴ですね。くれぐれも、体調管理には気をつけてくださいませ。

 いつもバスティンメソッドの講座でお世話になっていて、facebookで交流している大阪在住の二本柳奈津子先生が、アメリカ・サンフランシスコまで旅行の出かけまして、色々と旅の記念写真をアップしてくださいました。私は父の仕事でアメリカ在住時に、サンフランシスコまで当時は良く出かけたので、子供の時を振り返りながら懐かしんで見てました。実際住んでいた所はIT企業が多く存在し、シリコンバレーで有名なサンノゼです。

 二本柳先生のお友達でサンノゼ在住のお友達がいらっしゃいまして、その方のお嬢様がピアノレッスンを受講されてる時の写真を見て、いかにもアメリカのラフさといい加減さが如実に表れてると思いました。実際のレッスン風景を見てないから大きな事は言えないのですが、散らかり放題なレッスン室に犬が歩き廻っていたり、レッスン風景の写真を見ていてあまりにも凄まじいものでした・・・。ピアノはアップライトですが、それが調律されてないひどいものだそうです。そしてレッスン代を日本円に換算すると、40分4,000円なので、当教室のレッスン代よりかなり高いものだと思いました・・・。

 アメリカのレッスン料金に関して、1分100円の価値だそうですが、日本のような細やかな配慮に丁寧な指導法でグランドピアノでレッスンを受講するならば、1時間で10,000円の価値かもしれません。それにしても、ここ最近の日本は不況に少子高齢化の影響もあって、大手音楽教室はお月謝の安売りセールを必死にアピールしてますね。レッスン料金を安くする事は、生徒さんや保護者にとって手軽で入りやすいものかもしれませんが、教室設備やレッスンの質を落としてしまい、講師たちにとって悪循環を生み出すようなものだと思いました。また、街中のピアノ教室も大手音楽教室の基準に合わせてレッスン料金を安くしてますが、レッスンでのトラブルに発展しかねないような生徒さんやそのご家庭が中心に入会するものだと思います。

 日本は先進国の中でも政府が教育に投資する金額が低いのは有名なお話ですが、これは欧米諸国と比べて国へ支払う税金が安い事も影響してるかもしれません。スウェーデンの場合、国へ支払う税金はかなり高額ですが、医療、福祉や教育に関しては手厚くサービスするそうです。日本の場合、税収率が低い事もあるから公立学校の授業で充実しないのが、最近の傾向かもしれません。高度で質の良い教育を受けたい場合は、学習塾やレッスンなどでお金をかける事になってるのかもしれません。

 当教室は今年に入ってからレッスン料金と入会金を改定しまして、この先はどこかでレッスン代をまた改定する事となるかもしれません。その時はご了承くださいませ。また、これからも生徒さんや保護者の方たちに何か手伝える事があれば、どうぞご連絡くださいませ。

 詳しくは、教室ブログをご覧くださいませ。


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このブログへのコメント

AE Music School

2013年4月10日 17:03

古屋さま、はじめまして。AE Music School主催の江尻と申します。

貴重なコメントありがとうございます。私は最近の安売りセールのような感覚が、間違ってる気がします。お店では当たり前のようなものでも、レッスンのような教育資金まで何故安売りしなければならないのか。不況で物が売れない時代であっても、最近は株価が上昇してる事もあるので、レッスン代の値上げをしていいと思います。

日本の芸術科目の授業は、アメリカよりも先生の質や技術の面で優れていて必修科目として設定してるのは良い事ですし、クラシックのコンサートや楽器を学ぶ人口も多いのです。しかし、芸術に対する理解が低いのは教養や情操教育の一環として、ないがしろにされてるのでしょうか・・・。

そして、私の拙いブログへの温かい眼差しを送ってくださり、ありがとうございます。これからも、よろしくお願いします。

古屋音楽教室

2013年4月7日 14:26

aeミュージック・スクール様
初めまして。私は世田谷区でピアノ・エレクトーン教室を開いている古屋と申します。
先生の今回のブログ読ませて頂き、私も常々日本は芸術に対して理解の薄い国だと
思っていました。月謝に関しても本当に先生の仰る通りだとおもいました。
先生のブログを読んで、スッキリしました。ありがとうございました。