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メソッドの時代の流れ

 私が小さかった時、ピアノメソッドといえばバイエルが主流で
した。しかし、ここ十数年もの間に日本国内はもちろんのこと、
外国のメソッドが次々と翻訳そして出版され、バイエルを使う先
生が少数派となった昨今ですね。

 ここ最近知られるようになった、外国のメソッドで日本語版に
翻訳されてるものでは、グローバー、トンプソン、バーナム、ア
ルフレッド、ペースにバスティンといった、アメリカ出身メソッド
はもちろん、フィンランドのスオミなどが有名ですね。日本では、
オルガン・ピアノの本、ピアノランド、ピアノひけるよジュニアに、
アキピアノ教本などが有名ですね。バラエティー豊富になりま
したが、良いものとそうでないものとで、二分化してると私は
思います。

 バイエルは今から300年前、日本では江戸時代に作曲された
ドイツ出身メソッドですが、これが今でも使われてるのはすごい
と私は思います。しかも、世界の中でバイエルを長く使用してる
国は日本だけですし、海外では全く知られてません。古典派の
楽曲は音楽の基礎になるので、バイエルは欠かせない存在でし
たが、右手メロディー+左手伴奏のパターンが続きすぎたり、突
然新しい調性を学び譜読みでつまづくケースが多いので、次第
に飽きてピアノ嫌いになる原因を作ってきたと、私は思います。

 アメリカ出身メソッドがここ最近、日本でようやく浸透してきまし
たが、トンプソン、グローバー、バーナムは今から30年以上前
に日本に輸入、翻訳・出版されてました。しかし、当時はまだバイ
エルが主流でしたが、先見の目を持ってる先生はいち早く、トン
プソンなどを使用してました。それが時代の移り変わりと共に、
今では多くの人たちに受け入れられるようになりました。

 私はバスティンユーザーですが、アメリカ出身メソッドの中でも
特殊ですね。早い段階で全調を学び、同時に移調ができるのが
特典だと思います。しかも、短い曲を手のポジションを変えただけ
で、要領良く移調でき、音程にコードネームも同時に学ぶので、
音楽の仕事をこれからする人に対して、求められてる内容です
ね。クラシックの絶対音感だけでは通用しないので、ポピュラー
音楽の相対音感や即興演奏などの力がなければ、この先仕事
をもらうのが難しい昨今です。


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