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リズム練習って何のため?リズム練習をしたら「曲の仕上がり」ではな~い!

あぁ~胃が痛い~。

・・・

ウソです、
そんなにやわではありません。

胃が痛くなりそうなほど
生徒さんの心配をしていると
いうことです。

練習時間があまりとれていないと
練習日数があまりとれていないと

指は弱くなります。

P(ピアノ)の静かな演奏も
f(フォルテ)の力強い演奏も

指の内側からの筋力が必要です。

使わなければ退化する。

病気して3日も寝たきりだと

階段を一気に登れなくなるほど
足の筋力が落ちるのと同じで

指の力も落ちてしまいます。

もともと強い指は
まだ動くとして

2の指や4の指

意識して練習しないと
強くならないような指は

あまり練習されないと
どんどん弱っていくんですね。

だから教室に来て
演奏すると

音の粒がそろわず不安定に転んだり

しっかりした音が出せないまま
中途半端に鍵盤を押さえてしまう

なので、発表会前には
コンスタントに練習に
励んでもらいたいです~。

今日は「リズム練習」について。。。

譜読みが終わり

演奏していて
どうしても弾きにくい
速いパッセージや

どうしても指が転ぶところ
指の強さがまだらで
音が汚くなるようなところを

私はリズム練習という練習法で
補ってもらっているのですが

最近、厄介なことに
少し弾きやすくなったせいで

音を耳で聞かないという
まずい現象が起こり始めたのです。

音の粒は一見そろっているように
聞こえても、ほんの最初だけ。

耳がお留守になっているから
全体が粒のそろったレガートな
音色ではないのです。

あくまで、リズム練習とは
補足的なもの。

指を力強く安定させるためのもの

それを、弾きやすくなったからと
曲が仕上がったかのような
印象の生徒さんがいかに多いことか。

この現象を避けるために
リズム練習をさせない先生も
おられます。

もちろんその理由は明白!
納得です。

だけど、生徒さんが
リズム練習を何故するのかということを

きちんと理解し取り組んでくだされば
それは成長に値するものだと
思います。

リズム練習には
何十もの種類があって

それぞれに指への働きかけが
違います。

どうしても早くなっちゃう
スケールには○○

素早い指の動きを
身に着けるには○○

正しいリズム練習の在り方を
理解し、指導していくのは
講師の務めです。

リズム練習をさせるからには
講師が責任をもってフォローしなければ

音楽力の乏しい生徒さんに
なってしまいます。

そして、ただいま発表会前で
生徒さんにとっても伝えたいこと

リズム練習をして
音の粒がそろいやすくなったら

必ず耳で聴きながら
演奏すること。

決してそれがゴールではなく

ようやく一つの曲に
向き合う準備ができた

スタート地点であることに

気付いてほしいです。

ということは、今スタートなんて
発表会までめっちゃぎりぎり!!

たっくさん練習して
良い演奏ができるように

一緒に考えながら
聴きながら

イメージしながら

音楽を豊かなものに
していきましょうね♡

ここからが楽しい音楽創りです♪


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