月光ソナタについて

こんにちは、大阪府の枚方市、寝屋川市の安井音楽教室です。

今日は、有名なベートーヴェンが作曲した、ピアノソナタ「月光」についてのお話です。

月とベートーヴェンにどんな関係が？と思うかもしれませんが、実は、ベートーヴェンさん本人が、「月光」というタイトルを付けたわけでは無いのです。
　
当時の音楽評論家であり詩人でもあった、レルシュタープという方が、このピアノソナタの第一楽章を聴いて「まるでルツェルン湖(スイスの湖)の月光の波に揺らぐ小舟のようだ」と発言したことが広まり、「月光」ソナタと呼ばれるようになりました。

このように、作曲家本人ではなく、聴いた人や、後世の人が、イメージして曲のタイトルを付けることもあります。
　
それだけ、聴く人の心を動かした曲、ということでしょう。