今日は同窓会
こんにちは。
今日は大学のゼミの同窓会の日です。私は誘われて実行委員になりました。
大学に入った頃・・・正直言って是非ともこの大学に入学したい、という感じではありませんでした。どちらかと言えば音大に行ってたら・・・という悔いのようなものも微かに残っていました。
国立大学の文学部に入学し、比較文学を学びました。卒業生の論文にドビュッシーの研究があったからです。 比較文学研究室で素晴らしいお二人の先生と出会うこともでき、友人もでき研究室を訪れるのが日課のようになっていました。
それでもどこかで、音楽をやりたいという気持ちは消えることがなく、くすぶっている自分も相変わらずいるような状態でした。
当時はずっと二者択一的な思考に陥っていたのでしょう。
そんなこんなで時は過ぎ、ピアノを再び勉強する機会に恵まれて今ではピアノ教室を営んでいます。
数年前から大学の友人たちと再会して、読書会に参加し、また音楽雑誌『ショパン』でかつての先生の記事を目にして連絡をとりました。ショパンの手紙を翻訳するという大仕事を手がけていらっしゃったのでした。
私の中で音楽と文学がリンクしました。
今日の同窓会はそのことを感じさせてくれる日です。
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