発表会のお手伝い

連弾パートナーの先生の発表会のお手伝いに行ってきました。

今回は個人のお宅のサロンでピアノはベヒシュタインが入っています。

空間の響きもよく思わず弾いていて笑顔になってしまう素敵なピアノです。

終わってから聴きにいらしていた大人の生徒さんに声をかけられました。

「私エンターテイナーが弾きたくてピアノをはじめたんです。今日聴いてまたやりたいな、続けたいな、ご縁かなと思いました」とのこと。


現在お二人を介護されているそうでレッスンから足が遠のいていると言われます。そうですよね、人生にはピアノを弾いている場合ではない時があります。

それでも弾きたいと思うのならばピアノに触る5分10分がそんな中でも気持ちをリセットさせる大切な時間になるのではないでしょうか。


「1ヶ月に一度でいいから先生にお願いしてみようかな」と言われるので「2ヶ月に一度だっていいと思いますよ。細く長く続けるのが楽しむコツです」と言うとパッと顔が輝きました。


連弾で弾いたエンターテイナーがこんな風に受け取ってもらえて本当によかった。少しはお手伝いになりました。音楽の力を感じた1日でした。