☆ピアノの再開☆成長☆

昨日のレッスン。ちょっと面白い事がありました。

生徒さんは、以前小学校1年生から3年生の途中までレッスンに通っていました。中学受験に向けて塾が忙しくなったので、止めてしまいました。その後、中学受験に合格したら時間に余裕が出来たので、「ピアノをまた習いたい」と連絡がありました。有難いお話です。

再開してから数ヶ月経ちました。聴音(すべて私が生徒さんひとりひとりに作成しています。何故ならば、生徒さんひとりひとりの苦手なところを改善するためです)は、生徒さんが以前やったものを復習する形で進めてきました。今日は、もう最後の1枚となりましたが、以前レッスンでやったのか、作成しただけでレッスンではやっていないのか、はっきりしない状態でした。私が旋律を弾くと、生徒さんは「以前やった記憶があります。音が急に高くなる部分がとても印象的だったので覚えています」と言いました。素晴らしい。6年前の記憶がしっかり残っているなんてすごいです。

確かに、生徒さんは昔も今もめちゃめちゃ「優秀」です。忘れてしまっていた知識が、この数ヶ月ですべて蘇った感じです。ピアノも順調に進んでいます。

思い返してみると、生徒さんは優秀なだけではなく、小学校1年生の頃から「落ち着き」がありました。ソファーにかけているマルチカバーは、小学校1年生だとほぼグチャグチャになってしまうのに、この生徒さんは一度座るとほとんど動かないので、まったく手直しする必要がありませんでした。ピアノの足台で足をバタバタする事もありませんでした。いろんな意味で、「天才肌」なんだと思います。

記憶に残る旋律。私にとって、とても嬉しい出来事でもありました。ありがとう＾＾♪