難しく考えないで弾いてみると

板橋区・豊島区ふるかわピアノ教室です。


大人の生徒さん。


50代後半の生徒さんのスタートは、

シニアの教材を使いましたが

それだけだと「弾いた」気持ちが満足しませんでした。



大人の方は、YouTubeやTik Tok　を見てイメージを持っていらっしゃいます。

なので、理想とする「演奏する自分の姿や演奏内容」に

いかに早く近づけるか？


と考えていらっしゃいます。



という事は、音符を読んだり、「ド」から始まって指を動かしていくスタイルは

とてもまどろっこしいんですね（笑）


なので、冒険をしてみました。


”チューリップ”の冒頭を両手で弾いてみる。


これは気に入って頂けまして、

銀座の楽器店のピアノのフロアで、

一番高級なピアノを弾かせて頂こう、とわたしが提案したところ、

しっかり”チューリップ”の冒頭だけをしっかり演奏してくださいました。




また、楽器を購入して頂いたので、ヤル気を持続して頂くために、

”メリーさんの羊”を簡単アレンジで弾いて頂きました。

この時、楽譜が読めなかったから良かったんです。



一応、楽譜を書いて渡しましたが、

四部作にしまして、ストーリー仕立てにしました。


譜点の付いた音符や、短調のフラットは、

「こう弾くのね」と、真似して覚えて頂きました。




改めて楽譜を見ると、逆に難しいのです。


えーっ、こんなに難しい楽譜を弾いていたの！？


とビックリしていらっしゃいました（笑）



１番　とても簡単なメリーさん

２番　元気なメリーさん

３番　羊が学校へ付いて来た

４番　メリーさんは、先生に怒られて泣いてしまった


と、ちゃんと歌詞の通りにストーリーになっているのが、

また楽しんで頂けました。



今では、どんどん譜読みをして来て、

もっとたくさん弾きたい、と言う気持ちで

レパートリーを広げていらっしゃいます。


楽しいのが一番


どうやったら、ヤル気を継続して貰えるか？

どうやったら楽しめるか？

また会いに来て貰えるにはどうしたら良いか？


と考えるのが、とても楽しいです。



その時の　”組曲メリーさんの羊”　は、YouTubeからどうぞ。ｌ

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