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暗譜する?しない?

毎回、発表会前は

これで頭を悩ませます。

暗譜をするのか、しないのか。




そもそもなぜ暗譜をするのか。

レッスンではこうお話ししています。

「ご飯を食べながらテレビを

見ながら宿題をしながらお風呂に

入りながらゲームできる?」

できなーいとお返事が来れば、

「でしょ?だから、なるべくすることを

少なくして、ピアノを弾くのに

集中した方がいいってこと」と。



私自身は、小さい頃はなんの

疑問もなく、暗譜はするもの、と

ただ思っていました。

全ての曲を弾きこなし暗譜できたら

マルを頂いて次の曲、という

サイクルで取り組んでいましたし、

暗譜して当たり前、と思って

いたのです。暗譜することに

苦手意識も特にはなかったので。

でも…

「できない!」

「楽譜ないとやだ!」

真っ白い紙一枚でもいいから

譜面台に置きたい、と言った

生徒もいます。

目の前に何かあると安心できる。

それは楽譜でなくて構わない…

ということは。

そう、つまりは暗譜できていない

わけではないのですよね。

何かにすがりたい。安心したい。

頼れる物が目の前にあると

思いたいということなのでしょう。


それは分かる。


レッスンでは暗譜で弾いているのに、

今回は暗譜で弾く、と豪語したのに

当日のリハーサル後にやっぱり見る、と

青い顔で言った生徒もいます。

その時はそれが次々と伝染。その後の

出番の生徒たちが次々と楽譜ないと

弾けないかも…と言い出し(泣)、

余裕で暗譜できていた生徒までが

楽譜を見て弾いたのでした。

みんなで怖い想像力を

働かせてしまったかもしれません。




でもそれも仕方ないかな、

それでもいいかなと

思っています。

発表会のステージを目指して

練習を積み重ねる、

そしてステージに立つ。

それだけでもう素晴らしい!と

思うからです。

もちろん練習の成果を出せたら

素晴らしい。もう言うことはありません。

でもステージで怖い思いをした、も

うまくいかなかった、も

それでいいのです。




頑張ってもうまくいかないことなんて、

それで悔しい思いをすることなんて

これから生きていく中で

いくらだってあるのですから。

うまくいかなかったね、でも

頑張ったよ。

そう思ってまた歩き出す人生の

練習、とでも言えばいいでしょうか。



さあ、もうひとがんばり!


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