続けるという事

身体を動かす事があまり好きではない私は、何をやっても長続きしません。
昨年、帰宅を急いでいた時に、坂道を少し走っただけでひどい疲労に襲われ、その後具合が悪くなってしまった事があり。
反省して、家の周囲のジョギングを始めましたが、毎日ではなくやれる時だけでOKとか、今日は寒いからやめておこうとか、甘々だったにも関わらず2ヶ月程度しか続きませんでした。
そもそも出不精なので、家の中でできる事にしよう、とラジオ体操やストレッチなどもやってみましたが、どれも続かず…。

じゃあ何なら続けられているかというと、音楽だけは続いているんですね、間に途絶えた期間があったとしても。
ピアノは5歳から習い、22歳の大学卒業後に離れてしまいましたが、2010年にレッスンを再開したので、17年＋12年＝29年。
声楽は、ソルフェージュの延長線上で習い出したので何歳からというのが明確ではありませんが、ちゃんと歌い出した（発表会で一人で歌った）のが10歳頃からとすると、22歳までの12年＋2007年の再開以降の15年＝27年。
辞めていないというだけで、それらの期間全て、みっちり取り組んでいた訳ではないので、密度が薄めの29年と27年ではありますが（苦笑）。


お教室も、2009年10月から始めて14年目に入りました。
開始のきっかけは過去のブログで綴っておりますが、当初はこんなに続くと思っていなかったですし、14年後に私の一番の中心であり、頑張っている事であり、大切なもの・場・時間となっているとは想像もしていませんでした。
これも一重に生徒の皆さんと保護者様のおかげと、深謝しております。

生徒さんたちも、学年が上がるごとに忙しくなり、いくつかやっていた習い事を選別していかれるようですが。
「◯◯と××は辞めて、今はピアノだけ」と聞いたり。
保護者様から「塾の曜日が変わるので◯◯と××は辞めますが、ピアノは続けたいようなので、別の曜日に空きはあるでしょうか」とお尋ねがあったり。
「中学に入って部活や勉強が忙しくなっても、ピアノは絶対に辞めたくないそうです」とLINEをいただいたり。
最近立て続けにこれらのお言葉を頂戴しました。
皆様がピアノを残してくださってる事、続けようとしてくださってる事が本当にうれしく、これからも気を引き締めて、楽しく有意義なレッスンをご提供できるよう努めていきたいと思います。