ピアノを幼児から習うたった１つのデメリット

ピアノのレッスン何歳から始めますか？



早く始めるメリットはたくさんあります。



音感や感性、表現力など、大きくなってからでは大変なことが、自然と身についてしまいます。



では、デメリットはあるのでしょうか？



実は、デメリットもあります。



小さい時は、楽しく、ゆっくり進んでいくのが普通です。

急ぐ必要もありませんし、本人に、どんどん進みたいという強い意志は有りません。



たとえば、中学生になって、お友達のように弾けるようになりたいと思って始めた場合、とても練習を頑張ります。



毎週の進度のスピードはかなり早いです。



幼児からレッスンに通っていると、のんびり進む事が当たり前になってしまって、進歩のスピードがゆっくりになってしまいがちになります。

これが、唯一最大のデメリットです。



小学校入学や、発表会、コンクールなど、どこかのタイミングで練習時間を増やす事ができれば問題ないのですが…。



でも、ピアノ大好きで音楽の道に進みたいと思っても、中学生から始めたのではどんなに努力しても無理なのです。

目に見えた進歩のペースは遅くても、幼児期に蓄えられた音楽の種を持っているということは、音楽の宝箱を持っているのと同じです。



これは、その時期でないと手に入れられないものなのです。



進みが遅いことを懸念して、ピアノを始める時期を遅らせるのはもったいないですね。

ぜひ、宝箱を持たせてあげてください。