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おうちでの練習スタイル

先日、小学生の生徒さんのおうちの方からご相談がありました。
『おうちでなかなか練習しなくなってどうしたものかと思っています』

私も薄々感じていました。おうちでの練習量というのはレッスンでの生徒さんの弾き方ですぐ分かります。毎日頑張ったのか、たま~に弾いたのか、全く弾いていないのか。
小さいうちは毎日5分でも続けましょう。
平仮名を覚えるときに、お風呂に平仮名表貼っていたりしませんか?それと同じです。
毎日見て、声にだして、弾いてみる!
毎日、というところが大事です。ですから、ピアノは大人が準備しなくてもすぐ弾ける状態にしておくと◎ですね!

今回のご相談の方は小学生さん、他教室からの移動で、ピアノ歴も長いですのでおうちでの練習ペースも小さい子のように、毎日しっかりとお願いして良いものかどうか、と思っていました。ですが、おうちの方は練習してほしい、とのことですので、出来る限りのことを検討実施、今も継続中です。


当教室からおうちの方にお願いしていることは、

その1【教えないで下さい】

大きくなってある程度のところで、練習が難しくなってしまう生徒さんの多くが、実は小さい頃から宿題の曲はお母さんが練習して弾いてくれたものを耳で覚えて弾いていました、という方なんです。現在は4歳さんから新曲奏をしたりカードで読譜力の確認をしているので、その発見は早いのですが。

教えない、というのは【放っておく】とは違います。出来れば側で聴いてあげて下さい。家事をしながらでももちろんOKです。一回弾いて何か感想を言ってもらえれば、お子様もやる気が出てくると思います。
まずは自分で考えさせる!今まで習ってきたことを駆使して自分で弾いてみます。
そして、違っている音があれば指摘して下さるのはとても有難いです。間違ったまま練習していたら、レッスン後にそれを直すのも一苦労ですものね。もし、お子様が『分からない~』と仰ったら、ヒントを下さるのもとても良いです。
教えずに考えるのを待つ、というのは大人にとっても忍耐が必要な時があります。
お母さんがピアノが大好きで、お子様の練習曲を一緒に練習して下さる、というのはとっても素敵な環境ですよね。お子様の練習曲が仕上がってきた時に、一緒に弾いてあげて下さい♪CDやYouTubeも同じです。


その2【練習習慣をつけてあげて下さい】(練習時間をおうちの方が決めて下さい)

『好きだったら勝手に練習するだろう』というのはお遊びで、遊びは飽きが必ず来ます。
ピアノの上達には長い坂道があります。それをしんどいと思わず進めるのは、練習量とコツコツと積み上げられた力なんです。
毎日の練習、しんどい時もあります(親も)
でも例え5分でも、ピアノの前に座りましょう。
時間はおうちの方がお子様と相談して決めてあげてください。お風呂のお湯が入るまで、とかご飯の後、など。

私が生徒さんの目標としているところは、自分で譜読みして自分で弾けるようになること。
ご相談の方は、生徒さん自身もピアノをしたい気持ちはたっぷりあるんだけど、具体的な練習方法や練習量が分からなかったのかな、と思います。素直で頑張り屋さんの方ですので、きっと今からどんどん伸びていくと思います。楽しみ♬

今回ご相談いただいて、私も皆のおうちでの練習について考える良い機会となりました。
何か対策考えていきたいと思います。
皆さんお楽しみに♬


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