ピアノやめたい男子の決意

月曜日の夕方、

元気にやってくる小１A君は

あり余る

エネルギーとボキャブラリーの持ち主。





その彼が、昨日のレッスンに

来るなり言ったこと〜



「ピアノ、やめたいんだよ」



これにはちょっとびっくり。





先週、あんなに楽しげに

「今年の発表会に弾きたい曲」を

教えてくれたばかりなのに。





でも、ま、仕方ないかと



「じゃあ、やめればいいよ。

　お母さんに私から

言っといてあげようか？」と私。







するとA君、



「それが、だめなんだよ〜　

　お母さんは、

　ピアノが弾けると

　大きくなってからカッコいいから

　やめるなって・・・





　だから、我慢しなくちゃいけないんだ・・・」





「そうか・・・

　確かに、それはそうなんだよね〜」







なんて話をしていたら

A君、突然に



「よし、決めた!!

　僕は、心の中の紙を破るぞ！」





「何？それ？」





以下、A君の説明では



・僕はピアノがめんどくさいんで

　「我慢」して今日のレッスンにきた



・でも、今日からは

　心の中の「我慢」って書いた紙を破って

　我慢なんかせずに練習するんだ

　



・・・・とのこと。





おわかりですか？





この後、お迎えに来てくださったお母様に

ことの一部始終を説明すると

大爆笑なさっていましたが





要するに、彼は大のピアノ好き





大きくなったらモテること間違いなし！





小６の発表会では

モーツァルトの「トルコ行進曲」を

弾いてくれるそうです。





これはもう、

応援するしか道はないですね。