レッスン室は「心のガソリンスタンド」

大きな目を輝かせて入ってきたのは

小◯年生のKちゃん。





「どしたの？

　なんかいいことあった？」





聞いてみたけど・・・





Kちゃん、嬉しそうに



「今日、学校休んだんだ！」と。







ホントは「ドキッ」としたんですが

それに気付かれないよう





「風邪？」なんて、

シレッと聞いてみました。





風邪ではありませんでした。





朝、起きたら

手も足も

どこもかしこも、全部が痛くて

学校へは行けないと思ったそうです。





お母さんに伝えたところ

「寝てなさい」と。





お母さんも、

もちろんお父さんも

朝からお仕事。





お兄ちゃんも学校。





一人で寝てたら

すっかり良くなって

塾の宿題して、

ゲームして

ピアノに来たんだ・・・そうです。





どうやら、先週末から

塾の宿題が

できていなかったようでした。





それで体調も悪くなり

本当は塾を休みたかった





でも、そうすると

塾の先生に怒られる





なので我慢して行ったそうです。





週があけて今日は学校・・・





「学校は

　休んでも怒られないから、　

　どっか痛いときは休むんだ」





痛いのは「心」？







今日の「レッスン時間」は

指の体操をしてから

Kちゃんが本を読み、

私がBGMにピアノを弾き・・・





その後、

リクエストにこたえて

二人で一緒に

折り紙をおりました。





帰りは

来たときよりもさらに元気！！





Kちゃんにとって

レッスン室は「心のガソリンスタンド」





明日は元気に登校できるはず。





★当教室は

「ピアノ心の保健室」活動に

　協賛しています