40日間で180時間の成果

９月に入って１週間〜

レッスンに来てくれる子どもたちの顔が

ぐっと引き締まって見えるのは、

夏休み＝40日間の成果だとつくづく思っています。





夏休み前、中学校の合唱伴奏に立候補したのは

中１のYちゃん。





「どうしても合唱伴奏がしたい！」





その強い気持ちをクラスのみんな、先生に伝えて

休みに入る直前に「伴奏者」の地位をゲット。





私に報告があったのはそのすぐ後でした。

（お母様への報告もほぼ同時期!?）





そして、そこからの40日は

Yちゃんにとって

すさまじい戦いの日々でした。





なぜなら・・・





小学校低学年の時の

ピアノ伴奏オーディションで

採用されなかったという

彼女としては少しショックなことがあったから。





今回の「立候補」はこのことを思い出すと

私はもちろん、お母様もかなり心配だったはず。





そのため、夏休みの40日間に

通常のレッスン以外で

部活日程・家族旅行を考慮したうえ

30分✕6の計180分＝3時間を確保して

ガチで伴奏練習に挑みました。





伴奏譜の「譜読み」からの出発。





全体を通すまでは

まさに茨の道でした。





さらにそこからも・・・





「伴奏者」としての役割をはたすには

一定の速度で止まらず弾けること

これが最低条件ですから。





夏休み最終の「伴奏レッスン」では

ここを見事にクリアしたYちゃん。





なみなみならぬ努力の成果は

「音色自体の変化」にあらわれ、

まず私、

そしてご家族が

「めちゃくちゃ上手になってる！！」と

驚いたそうです。





しかし、だれよりもこの「成果」を

かみしめるのはご本人。





大きな自信となり、

今後の中学校生活に

大きな好影響を与えることは

間違いありませんから。