子どもをダメにする言葉

教室に入ってきた瞬間の、みんな顔を見ると
　一人一人の、
　いろんな感情がわかるような気がします。
　


　季節がら、新しい先生、新しい友達・・・
　いろんな「新しい」に慣れてきた子もいれば、
　お疲れ気味の子もいます。
　


　私自身もそうですが、
　気持ちが疲れている時って
　人からの声かけが心にしみる！


　いい意味で刺さる言葉をもらうと
　俄然、やる気が湧いてきます。


　こんな歳の大人だってそうなんだから
　子ども達への「声かけ」にはかなり
　注意したいところです。


　さらに、
　今までいろんな生徒さんの成長過程を
　見てきて思うのは、
　この「声かけ」には、
　子ども達の将来がかかっていると言っても
　言い過ぎではない！ってこと。


　じゃあ、どんな言葉に注意するかというと・・・




　本来、勉強でも、ピアノでも、
　なんであっても
　「努力なし」で「できない」のは当たり前。


　そして、この状況で問題なのは
　「できない」ことではなく
　「努力なし」の方。


　ここに
　「〇〇(名前)はやればできるのよ！」と
　言われて育ったお子さんに
　実際「やった」子を、見たことがありません。

　
　そのうち「やればできる」だろうから
　今はやんない・・・

　結果ずっとやんない・・・
　

　そして時間だけが過ぎていきます。





　逆に、努力はしている・・・でも
　結果がついてこない〜そんな時も
　「やればできる」なんて言われたら
　「もうとっくにやってるよ！」って、
　怒鳴りたくなる。
　




　かなり危険な言葉です。
　この「やればできる」

　
　始まったばかりの新学期。
　子どもをダメにする言葉に注意しなくては！





　楽しみながら
　自己肯定感を上げる〜そんなことを可能にするのが
　ピアノ学習です。


　始めてみませんか？