子どもだって大変です

　新学期が始まって１週間もたちませんが、
　小学生も中学生も、ここ数日はいきなり
　「あたりだった〜〜！」とか、
　「やばいよ〜」なんて言いながら
　レッスン室に入ってきますww


　あたりの子達は
　「先生も友達も大当たり」！

　ハズレ？の子達は
　「もうやだ・・・・」って。
　
　だけど、それもこれも、
　どんなに長くても
　「1年・・・あと365日もないんだよ！」と私。


　そう、初めは嫌な感じのクラスだって、
　時間がたてば
　案外「いいクラスだ！」と思えるかもしれないし、
　大の仲良しと同じクラスになっても
　ケンカすることだってあるかもしれない。


　まだまだこの先、わからないんです。


　そういえば、
　ピアノの恩師に昔こんなことを言われました。
　
　　「夏を過ぎたら、
　　　もう次の学年になったと思いなさい」

　音大受験のために高１からお世話になった先生に
　言われた言葉ですが、
　ボーッとのんびり気楽にやっている私を見ていて　
　思わずおっしゃったのだろうと、
　今になってようやく
　先生の「焦り」や「イラつき」に
　共感できます（遅すぎだろ）。

　
　どの学校にせよ、
　学校というところに通っている時間って
　けっこう長かったはずなのに、
　今思うとあっという間。


　無駄にはできませんよ。


　いい時間はあっという間、
　辛い時間はべったり長く・・・どうしても
　そんな風にしか感じられないものですが
　本当は同じ時間。


　今どんなに辛い時間でも
　あとで考えたら「あの時があったからこそ」の
　お宝時間なのかもしれません。


　そして、良くも悪くも当たり前に
　「ずっと今のまま」ではないのです。


　「当たり」も「ハズレ」も
　大いに楽しんで欲しいものです。