大人ピアノ

　幼稚園からずっと指導して

　社会人となった生徒さんが、

　11月1日・3日のお休みを利用して、

　東京からレッスンに

　来て下さいました。



　
　もちろん、うちの教室でのレッスンを

　ここまでずーっと続けてこられた

　わけではありません。

　大学受験の時はご本人の意思ではなく、

　私の方で、レッスンを「お断り」していました。

　その後、第一志望に合格。

　ピアノも再開。

　大学では「ピアノサークル」に入って

　ピアノを続けていらっしゃいましたが

　その後就職。

　つくばを離れ、初の一人暮らし。

　しばらくは、その生活に慣れるのに

　精一杯だったそうです。

　でも、慣れて来たらまた

　ピアノが弾きたくなり、

　レンタルピアノ室で練習を再開。

　だんだん経済的な余裕もできたのでしょう。

　昨年からは、楽器OKのマンションに

　中古のアップライトピアノを入れ、

　コロナ禍でも、休日に退屈することなく

　自宅で練習できたそうです！！



　さて、

　彼女が聞かせてくれた曲目は

　　　・バッハ「パルティータ第１番」
　　　・バッハ「パルティータ第２番」

　どちらも全曲でした！！








　どちらも長く一人で学習していたからか、

　少し、固さがあったり、フレーズの捉え方、

　表現にも疑問点はありました。

　が、よくここまで弾いたものだと

　感心もしましたし、

　何よりも私は嬉しかった！！



　
　「教える」・「習う」〜この関係に

　必ず期限はあります。

　だから、大切なのは

　この期間を過ぎた後に、

　「習う」立場だった人が

　一人で歩けるようになっているかどうか。


　
　これがなかなかムズイ！！