左手の音楽は、演奏だけではなく

バッハのインベンションあたりを弾くと、

"左手の音楽を"

と、よく言われます。

右手だけではなく、左手もメロディを弾くので、同等に大切です。

その他、色んな作曲家の曲では、伴奏の弾き方によっては、上手にもなるし、下手にもなります。

例えば、拍子感の強弱など。
指の力の抜き具合を調整して、伴奏を弾いたり、

和音の掴み方を気をつけないと、ムラがでるので、押さえ方を気をつけたり。

なんか難しそうな感じですが、実は初級の頃から気をつけないと、急にはなかなかできません。

それでも、当教室の生徒さん達は、

"大変でも楽しい"

と、言っている生徒さんをよく耳にします。

左手は、演奏面だけではなく、作曲をする際にも
非常に大事だと、娘たちが習っていた作曲家の先生にも言われた事があります。


右手のメロディばかり、目が行きそうですが、作曲家の先生方は左手の伴奏(和声)を重要視しています。

ですから、ピティナを受けさせていた際にも、ピアノ科の審査員の視点と、作曲家の審査員の視点が違いました。

娘達は、作曲を習っていたお陰もあり、作曲家の審査員の得点の方が高かったです。


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