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先生、指が動きません! その原因は、指ではありません。

脱力でピアノ弾く。響かせる。

先生、指が動きません!このフレーズすごくひきにくくて、、、。。

指脱力を早く動かそうとすると、どうしても、
筋肉の動きに集中してしまいがちだけど、動きを阻害しているものは、
意外と力みすぎた腕や体全体が原因だったりする。
と、自分自身の演奏の経験から断言できます。

ピアノ弾く上で、本当にいろいろなテクニックが必要です。
バッハを弾くテクニックと、スクリアビンを弾くテクニックでは、
同じ面もあれば違う面もあります。ハノン全て網羅したとしても、
すべての曲をクリアできるだけのテクニックをクリアしたことには、
残念ながらなりません。その作品によって、たくさんのいろいろな
テクニックが必要になるからです。

私の恩師は、テクニックと、メカニックは別の意味で鍛えないといけない。とよく話して聞かせてくれました。
メカニックとは、その名の通りどれくらい早く指を動かせるかとか、
そういった、機械で測れるもののことです。一方テクニックとは、
この曲をどういう風に歌うか、音楽表現に必要な、いろいろな音色を出すと言う技のことをテクニックと呼んでいました。

メカニックが問題の場合は、基礎的なところから練習を積み重ねることが必要です。ですが、テクニックが問題の場合は、
まず第一に、自分の中に出したい音のイメージが明確にあること。
第二に、その音色が力の抜けた体を通って実際の音になる様、
耳と、指先の感覚を研ぎすませること。

この2つのことができていれば、弾けないフレーズは、ありません。
逆に言うと、いくら、メカニックな訓練を積み重ねても、この2つのことができていないと、曲の中で、困難な場所に出会ったときの対処法に困ることになると思います。


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