若いのに、なぜ？

数十年、ピアノを教えています。

一人一人、違う生徒さん。
ある程度の自分のお気に入り教材はあるものの、
その都度、この方には何が合うのか、を
検討しながら教材選び、指導方検討。

いつも一からあらたに新鮮に、関わっています。

昨今は、お若いのに、こういう集客法が良い、こうした指導方針がよい、と自信満々に発信されている方が
星の数ほどいらっしゃいます。


数十年指導に携わっても、常に新たな気持ちで
向き合っている私には、そう言い切ることが
いまいち納得できません。


何をもって皆さん、自信満々に言い切っておら
れるのでしょうか。

奏法についても、こう弾けばこう表現できるという
短絡的なものに頼っているケース。

もっと誠実に、一人一人に合ったものを
検討、提供することも大切かと
私は思っています。