教室に通っていた子の学業成績

八尾南音楽館　小倉美穂です


アメリカでの研究の続きです

音楽教育を受けた子は、どのレベルであれ
全く受けていない子どもより英語・数学の成績が良い


これは言わせてもらいます！


私の経験ですが30年近い指導の中の卒業生で有名大学と言われる学校に

進学する生徒は少なくありませんでした



関西では関関同立だけでなく国立大学に進学した子たち

首都圏の有名大学

その他、地方の国立大学など



今まで指導した生徒の人数からみてもその割合の多いことに驚きます

それはなぜかと自分なりに分析してみます


まず、音楽教育を受けると、絶対に耳が良くなります


専門的には「聴音」という音を聞き取るトレーニングもありますが


小さいうちから音楽を習っている子は自然と耳が良くなっちゃいます


母国語（英語）、日本で言うと国語ですね


国語の学習は、読み書きと言われ、読みが必須です


この読みと耳は密接な関係があります



国語学習には音読が良いってよく言われますが、

音楽やっている子は、比較的音読嫌がらないのです



また算数

音楽って実はとっても算数的なんですよ


音符の長さなんかはバッチリ数字に置き換えられるし

音楽やっている子で算数好きな子、結構多いです

皆さんも音楽で算数脳鍛えちゃいましょう！



ここの発表にはないですが

音楽教育は間違いなく耳が良くなります

だから英語習得にだって絶対良いはず！！


英国数に良いとなれば！！

受験でピリピリしている時こそ

音楽、ピアノをするって良いかもです



今、レッスンに来ている小学生のAちゃんは

ピアノに来るまでの期間

つまり小学校低学年の時に算数の基礎をしっかりと習得

できていないまま現在に至ってしまいました



しかしながらそのことを

コンプレックスに感じ始めたらしく

レッスンの中で相談を受けました



ならば・・・と

Aちゃんにほんの少しだけのレッスン時間を算数に使って

足らなかった情報を埋めていく練習をしました



すると最近はメキメキと理解できるようになり

Aちゃん自身も「わかると嬉しい！」と

勉強にどんどん意欲が出ている今日この頃です