好きこそ物の上手なれ

身体の構造を知るって、ピアニストにとって大事なことだと思っています。

怪我防止になるのは勿論のこと、音の幅が広がったり、楽に弾けるようになったり、良い事たくさん！


先日10歳の男の子のピアノレッスンで

『指はどこから始まっているのか』

簡単に説明しました。

第三関節から始まってると思いがちですが本当は手首の少し上あたり。

手ー手首の骨の写真を見せながら説明したのですが、「すげー！そうなんだ！」と目をキラキラさせながら聞いてました笑

それをイメージさせながら弾いてもらったのですが「すげー！全然違う！楽に弾ける！」とすぐに身体的効果が。

本人はまだ分かっていなかったけれど、音質も全然違う。倍音が増えてずっと良い音に。


理解した事を実際に体感した時の驚きや喜びは一生忘れません。ピアノの技術向上は勿論ですが、興味を引き立ててあげるのが講師の務めだと思っています。

好きこそ物の上手なれ。