生きる力２

明日はいよいよ、クリスマスイブですね♪〜

12月3日に父が肺癌のため、９２歳で亡くなりました。

今年はコロナ禍で、宮城の施設にいる父に窓越しで

会うことしかできませんでした。

でも、毎月父母の窓越しの面会に宮城に行きました。


実は父が亡くなる３週間前に、私の夢枕に立ちました。

こんなことって本当にあるのですね！

博子、早く会いに来てくれ〜

そろそろだぞ〜！って言ったのです。

胸騒ぎがして起きたら、病院から電話がありました。


担当医からの電話で、そろそろですと言われ慌てて新幹線に乗りました。

意識のあるうちに、父と会いたいという一心でした。

施設では窓越しの面会でしたが、病院では面会が許されました。

４０分ほど父との対面では、もう声が出せなかったのですが

ちゃんと私の声は、届いていました。

私は父の顔を見て、やっと感謝の気持ちを伝える事ができました。

スパルタ式教育の父との確執や、束縛、支配から逃げたくて

私は、心の中では嫌っていた父です。

それでも、人生の難しい場面では助けてくれた父でした。

私が小さい頃から、父からいつも言われた言葉があります。

女性でも手に職をつけなさい！

結婚して、それを使わなかったらそれでいい。

これからの女性は、自立できるようにしなさい。

これが小さい時から、ピアノを強制的に習わせられた理由です＾＾

姉のピアノレッスンについて行かされ、

ほとんど私は遊んできた時代もありました。

亀のように、進まないピアノレッスンでしたが

辞めさせてくれませんでした。

今思うと、父の辛抱強さに感謝ですね！

ここ1年、入退院を繰り返した父でしたが、

その度に復活して元気になりました。

父の生命力、生きる力にはその度に驚かされました！

父の手を握り、最後の時間を過ごせて後悔はありません。

これから私自身も、後悔のない人生を生きていこうと思います。

たとえ、コロナ禍であってもね＾＾