日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

♦️愛の喜びはたった1日、愛の苦しみは一生

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

80代の生徒さん。

マルティーニ作曲の 『 愛の喜びは 』を弾いています。

この曲を私が勧めた時、
『 あー。この曲、知ってるわ。
聞いたことあるから、練習します〜 』
。。。ってことで、レッスンが始まりました。


『 きれいなメロディやねー。 
いつから知ってたんやろ。。』


えーーーと。
たしか、シャンソンのイメージですよね。。。


。。。などと話していたら、
急に昔の思い出が、蘇ってきて。


楽譜棚から、声楽の本を取り出すと。。。
『 ああ。やっぱり。 』

イタリア古典歌曲集に載っていました。


この曲、学生の頃、メロディが好きだから、
レッスンで先生に見てもらおうと、持っていったら、
先生が、
『 この曲がやりたかったら、フランス語で歌ってちょうだい。』
。。。。と言われました。


え。。。?
なんで。。? イタリア歌曲集に載ってるのに。。。


『 うーん。でも、フランス語で歌うのよ 』

。。。先生に言われて、不満ながら、諦めました。
そんな簡単にフランス語に、挑戦は出来ませんでした。


今になって確認すると、
作曲がイタリア人で、作詞がフランス人だったんですね。



。。。。で、懐かしい話を、生徒さんに語ったあと、
ついでに、
歌詞の翻訳を、朗読しました。


愛の喜びは一瞬しか続かない
別れの悲しみは生涯続く


。。。。歌詞は続きがありますが、
メロディとは、予想外の歌詞が付いてたんですね。


。。。。で、その後、
ウィキペディアを、読んでいると、
『 好きにならずにいられない 』 という曲の原曲であるそうです。


。。。たしかに似てる。
三連符で刻む伴奏が印象的だけど、メロディは、そっくりです。
テレビやCMでも、よく耳にします。



私は、ピアノで参考にパラパラ。。。と弾いて見ると。


生徒さんが、
『 あ❗️ プレスリーやん❗️ 』
私、めっちゃ好きやってん❗️



若かりし青春の憧れだったそうです。
あの頃、まだ貧しい敗戦国だった日本から見ると、
アメリカは、豊かな文化で、ときめいたそうでした。


へーーー。

それだったら、と思って、
私は、プレスリーの動画を検索して、
一緒にYouTubeを、鑑賞しました。



80代の女性が、目をキラキラさせています。

あの頃、
ホンマに、ステキやった〜

プレスリーとか、フランクシナトラ。。。。
パットブーン。。。





動画を見ながら、生徒さんは、
聞き覚えの英語の歌詞を歌っています。



今なら、ライブ映像というか、ショーの録画も見れるし、
英詞と翻訳が同時に流れる動画も、あります。
へー。こういうのが、タダで見れるの〜。。。


。。。しばし、2人で視聴。



だけど、生徒さんは、昔に返ったかのように、
喜んでいます。

目がキラキラ。ラブって顔です。
。。。かわいい。(笑)

普段は見たことのない乙女の姿。。。




良いなあ。
こういう時間もレッスンにあって、良いですね。


音楽は人生の歴史と共にある。


それを現代にいっしょにシェア出来るのも、
豊かな時間です。


いつものレッスンとは違うけど、私にとっても、
かけがえのない楽しい時間でした。






↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント