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♦️日の丸の扇子を、音楽家はどのように振ったのか❓

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

70代の女性。
映画の『 ひまわり 』のテーマ曲を、練習中です。

愛し合う夫婦が、戦争によって、
引き裂かれて、
やがて違う運命へと。。。なんとも切ない話。

イタリアとロシア。
二国間で、ゆれる悲しい物語。


車窓からは、地平線まで続く、ひまわり畑が、見える。
ロケ地は、ウクライナのあたりだったらしい。


この映画。。。胸がいっぱいになってしまう。

テーマ曲の作曲は、マンチーニ ( マンシーニ )

たしか葉加瀬太郎さんも、大好きな曲だと言っていた。


ヴァイオリンで、演奏するのも、絶対ステキだろう。

しかし、
ピアノの演奏は、ちょっと難しいかも。

メロディラインを、美しく聴かせるのは、
なかなか高度な力がいる。

協奏曲のように。
もしくは、オペラアリアのように。
叙情的に、歌い上げて。
そして左手は、しっかりとオーケストラのように、
伴奏役として、支えたいところ。。。



はあー〜。
難しいーー。分かってるんだけど、うまくいかないわ。
演奏は奥が深いわねーー。
。。。。と生徒さんは、おっしゃいます。

でも、良い音楽だしねーー。

映画に浸るつもりで、
弾き続けましょう。。。と、毎回話しています(笑)


✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎


ところで、戦争の話ついでに。


続 窓ぎわのトットちゃん
。。。を読んだ。


作者の黒柳徹子さんは、もちろん有名だけど、
お父さんの黒柳守綱さんも、ヴァイオリニストとして、有名人だ。

新交響楽団 ( 現在のN響 ) や、
東京交響楽団のコンサートマスターを務められた。

日本の音楽界で、大変、重要な方だったらしい。


トットちゃんが、まだ子供だった頃。
第二次世界大戦中、お父さまも、戦争へと出兵された。


いよいよ出征という時に、駅のホームを遠くから見送ったという。


ホームには、多くの兵隊さんが並んでいて、
誰がどこにいるか、遠くからは、見分けにくい。


そして、
合図になるはずの日の丸の扇子は、
みんなが同じものを持っていて、一緒くたに見えてしまう。


パパは、どこにいるんだろう。。。



そんな状況の中。

トットちゃんのママは、
音楽家であるパパに,
扇子を指揮棒のように振ってね。。。と、伝えてあったのだ。


奇跡のような巡り合わせが、あったおかげなのだけど、
詳しくは、本を読んでみて下さい。


そのおかげで、
トットちゃんは、パパを探すことが出来た。


黒柳守綱さんは、
どのように扇子を振ったんだろうか。。。。
2拍子系か 3拍子か。。。はたまた。。。❓

戦争の真っ只中でも、
音楽が、家族の合言葉となっていたんだな。。。
と、感動してしまった。


窓ぎわのトットちゃんは、
子供にも、大人にも読んで欲しい本です。
続編と合わせて、
両方とも、おすすめです。








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