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オンライン 山田亮音楽教室

  • 全音と半音の違いが耳で分かるようになる方法

    こんにちは。 楽譜などを使わずとも、耳だけで音楽に何が起きているのか分かるようになると良いですよね。 そのためのはじめの一歩として、半音と全音を聞き分ける能力があります。 音階というのは音楽のとても基礎的なものです。 音階の大事な特徴の一つは「どこに半音があるか」です。半音と全音聞き分けるのは、音階の性質を理解する上でとても大事な能力です。 そのためには全音という音程の色合いと、半音という音程の色合いを知る必要があります。 ドを弾いたあとで隣のレを弾いてみましょう。この距離が全音で... 続きを読む

    2021年9月3日

  • ジャズ系の音楽理論での音程の表し方

    ジャズ系の音楽理論では、日本語での音程の表し方とは違うやり方を使います。慣れるまでは難しいですが、複雑ではないのでぜひ覚えておきましょう。これに慣れると、コードネームやテンションの書き方がとても理解しやすくなります。 (この記事は日本語での音程の書き方を理解している方向けに書かれています。) ● 「完全」や「長」のつく音程は、ただの数字を使います。 完全4度:4 長6度:6 ● 「完全」や「長」よりも半音狭い音程は、音程を示す数字の前に♭をつけます。数字によって「減」の時も「短」の時もあるの... 続きを読む

    2021年8月31日

  • 異名同音

    ピアノの鍵盤をみてみましょう。 ド♯の音はドの鍵盤の右上にあります。 レ♭の音はレの鍵盤の左上です。 つまり、ド♯とレ♭は同じ鍵盤になります。 ド♯とレ♭のような関係を「異名同音」といいます。 【名前は異なるけど同じような高さの音】 という意味です。 以下のペアは異名同音です。 ド♯とレ♭ レ♯とミ♭ ファ♯とソ♭ ソ♯とラ♭ また、以下のペアも異名同音です。 シ♯とド シとド♭ ミ♯とファ ミとファ♭ 「シ♯」という書き方は少し分かりにくいですね。 こんな分かりづらい名前を使う時はあるのでしょうか... 続きを読む

    2021年8月30日

  • 和音のトップノート(1番高い音)を強調する時

    コードに基づくアドリブソロをピアノで演奏する時、右手で和音をそのまま弾くことがあります。そしてその和音のトップノート(1番高い音)をメロディとして捉えることがあります。 その場合はトップノートを強調することでメロディがはっきりします。そのために他の音を少し弱く弾くことになります。 トップノートを弾いている指を強く弾いて、他の指は優しく置くだけにする。トップノートを弾いている指はしっかり活動させます。 右手の重心を右に寄せても良いです。右手の重心を右に寄せると、高い音を弾いている指に重みが... 続きを読む

    2021年8月29日

  • 音名

    音名について書きます。 音名とは音の名前のことです。 ● まず有名なのは「ドレミファソラシド」。 これはイタリア語の音名です。 ドレミファソラシは7つの音で出来ています。 虹の色も7つ。 七福神も7つ。 曜日も7つ。 7という数字には何か意味があるのかもしれませんね。 ● 他にもいろいろな音名があります。 例えば英語の音名。 英語の音名はコードネームに使われているため、 ポップスやジャズをやる時には欠かせません。 ドレミファソラシを英語の音名に直すとこのようになります。 ド  C レ  D... 続きを読む

    2021年8月28日

  • 楽器に向かわない時間

    ピアノを上手に弾けるようになりたいとします。 そのためには、ずっとピアノの前に座って弾いているのが1番良い方法なのでしょうか? 私はそうではないと思います。 実際に楽器を弾く他にもやった方が良いことがいろいろあります。 それは、 [聴くこと] [読むこと] [調べること] [歌うこと] です。 [聴くこと] 何にもまして聴くことは大事です。音楽家の力とは聴く力です。 (彫刻家や画家の力が見る力であるのと似ています。) 演奏することに一生懸命になり過ぎると、耳が閉... 続きを読む

    2021年8月27日

  • Darn That Dream

    Darn That Dream はJimmy Van Heusen 作曲、Eddie DeLange作詞。 1939年に出版され、Mildred Baileyのボーカル、Benny Goodmanのバンドで録音で1940年にチャートの一位をとりました。 これです。 [Youtube] https://www.youtube.com/watch?v=n2gfkOY-ctQ ジャズの世界だとビル・エヴァンス&ジム・ホールの「Undercurrent」での演奏が有名でしょうか。 他にこんな人たちの録音も残っています。 Tommy Dorsey Tony Bennett Miles Davis Ella Fitzgerald Dexter Gordon Billie Holiday Ahmad Jamal Thelonious... 続きを読む

    2019年10月28日

  • On A Slow Boat To China

    というわけで次はスタンダードです。 ジャズに限らずいろいろな人がカバーしております。 (I'd Like to Get You on a) Slow Boat to China という風にタイトルが表記されることもあるみたいです。 先日聴きに行ったライブで演奏されていました。 あまりこの曲のことを知らないなーと思ったので今回取り上げてみました。 作詞・作曲はFrank Loesser。 1948年に作られたポップソングです。 ジャズだとエラ・フィッツジェラルド、ソニー・ロリンズ、フィル・ウッズ、スタン・ゲッツ、デイヴ・ブルーベック、などなどがカ... 続きを読む

    2019年9月26日

  • モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス

    即興演奏をしていることが多いのですが、その即興を豊かにするためにもいろいろな音楽に触れたいと思って日頃からいろいろ聴いています。その時に背景を調べたりするのも面白いので、せっかくだから文章にしてみようと思いました。いつまで続くか分かりませんがブログに公開していこうと思います。Wikipediaなんかを元にしているので、間違っているところがあればぜひ教えてください。 先日のレッスンで歌いたいという生徒さんがいらっしゃったので、まずはモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス。 Ave Verum Corpus (Moza... 続きを読む

    2019年9月23日

  • 両国門天ホールでソロライブ

    東京の両国門天ホールでソロライブをします。 今までジャズ、クラシック、現代音楽、民族音楽、ポップス、ロック、ソウルなどさまざまなジャンルの音楽から影響を受けてきました。 そんな自分の音楽を即興演奏としてお届けします。 また、自由に変化していくジャズスタンダードも演奏します。 海の波や山の木々のように自然で美しい音楽にしたいと思います。リラックスして音に身を委ねるように楽しんでください。 2019年9月28日(土) 開場14:00 開演14:30 (終演予定16:15頃) 東京 両国門天ホール http://www.monte... 続きを読む

    2019年8月27日

  • 断絶

    今日は渋谷ヒカリエでボーカル三上志織さん、ベース高木遊馬さんと演奏でした。演奏だけでなく待ち時間も楽しくご飯も美味しい良いお仕事でした。 ところで10月3日に愛知県芸術劇場小ホールでThe Other Sideというパフォーマンス作品に参加します。 こんな感じ。 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/010ceq10fiv3u.html The Other Side 。あちら側って事ですよね。 「記憶のなかの今は存在しない事象。会えなくなった人。地続きの関係性とその断絶を巡って。」 という言葉がリアルに響く今日この頃です。 ... 続きを読む

    2019年8月24日

  • 一音の中にこめられるもの

    一つ一つの音には、音色、リズムやタイミング、強さなど様々な違いがあります。それらの微妙な違いにより、演奏している人の心の中の状態が表されます。 演奏する立場としては、心の中がなるべく素直に反映されるよう身体の状態をフラットにしておきたいです。 そして心の中が豊かであるように、周りで起きている事を素直に感じる心を持っておきたいです。 続きを読む

    2019年8月20日

  • トリオのライブでした。

    おとといの土曜日はトリオでのライブでした。 丁寧で自然に音楽を作る事が出来たと思います。 お客様が嬉しい感想をブログにあげてくださいました。 https://necojazz.hatenablog.com/entry/20190818/1566104373?fbclid=IwAR0TKEo1zJsQxTDM37sKOLyZZnuP9INYEsLC5lbohsG5RjvipwRo9YTCtRo またこのメンバーで演奏するのが楽しみです。 続きを読む

    2019年8月19日

  • 美しいものは前向きに生きる勇気を与えてくれる

    以前とても辛い事があって毎日が悲しくてしょうがなかった時、演劇のとても美しい演技に勇気をもらった事があります。細かい動きの端々まで意志と感覚が行き届いていて、感動すると同時にとても気持ちが楽になったのを覚えています。 自分が関わっていながらも芸術や表現の価値についてよく分かっていなかったのですが、その時からとてもとても大切なものなのだと考えるようになりました。 続きを読む

    2019年7月11日

  • 自然の話

    自分の表現を純粋に追及する時は自然物みたいな音楽になれば良いな、と思ってます。 新緑の中すっと立っている樹木とか、寄せては返す波とか。そこに物語はないけど存在が強く美しいし、いろいろに変わる表情が面白い。 そんな音楽がしたいと思ってます。 続きを読む

    2019年6月12日

  • どう思われるかより、何ができるか

    本当に人前で演奏をするのは難しいと思います。 どう思われるかを気にして、素直に自分の音楽を出来なくなりがちです。 どう思われるかは自分ではコントロール出来ないので、自分がその場に対して何を出来るかだけを集中して考えていきたいと思います。 続きを読む

    2019年5月28日

  • 知識や技術はおもちゃ

    音楽理論や演奏技法の新しい知識というのは「音楽で遊ぶための新しいおもちゃ」ぐらいに考えておくとちょうどいいのかもしれません。 新しいことを覚えたら、それを使って自由に遊んでみるのが良いと思います。間違ったりどこか変でも大丈夫。たくさん触れてたわむれるのが音楽の世界を豊かにする一番の近道だと思います。 続きを読む

    2019年4月30日

  • 情熱を大事に

    向上しようと思うと、楽しむ気持ちを忘れてしまいがちです。 でも「音楽が楽しい!」っていう気持ちは本当に本当に大事です。 音楽がどんどん楽しくなるように、練習とか勉強のやり方を工夫出来ると良いと思います。 続きを読む

    2019年4月20日

  • 楽しく遊ぶ

    いろいろな事を学んでいくと、音楽がより面白くなっていくと思います。 だからといって、学んだり練習する事にやっきになり過ぎると少し損かもしれません。 完成度が少し落ちたとしても音楽で楽しく遊ぶ心は大切だと思います。そういう余裕みたいなものがあった方が、結果的にも良い音楽になるのではないでしょうか。 続きを読む

    2019年4月9日

  • 表現を大きく

    素晴らしい音楽とは、表現力のある音楽だと思います。 表現力があるというのは、いろいろな変化の幅が大きく、変化の方向も多様だという事です。 演奏する時についつい大きく変化する事を恐れてしまいがちですが、やり過ぎになってしまう事は少ないです。 まずはやり過ぎなぐらいやってみてから、その後で自然な形に調整していくと良いと思います。 日常で使う表現力の範囲はとても狭いです。表現力の最大値が100だとしたら、45~55の範囲しか使っていないような感じがします。 音楽においては普段の自分が使っていない部分ま... 続きを読む

    2019年3月2日


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