好きな曲を弾ける喜び

私は幼い頃からクラシック音楽専門に習ってきましたが、
小学校高学年頃くらいから、いわゆる今で言うAKBのようなアイドルが好きな時期があり、洋楽ロックにハマっていた時期があり、映画音楽の素晴らしさを知り、
いわゆる優等生タイプではなく人生すべてをクラシックに捧げているわけではありません。
ただ、ピアノが好きという気持ちがずっと続いていて
東京の音楽大学に入るために高校時代は専門のソルフェージュと恩師につき、受験のためにひたすら練習していました。

大人になり、いざ教える側についた時
クラシックで培われた音楽性や技術面はすべてにおいて活かされ、
自分が好きな曲をすぐに弾ける喜びというのも獲得しました。

一般的にピアノの先生というと、
何でも弾ける人、というイメージがあるかもしれませんが、実際には現役で弾けない方、弾いていない方も多々いらっしゃるかと思います。
それが決していい悪いではないです。ピアノの先生というのはただピアノが弾けるだけではだめで、また別の専門的な技術がいるからです。
でも、私はどちらにもなりたいという夢があります。
お金を払っていただき聴衆に聴かせる一流のピアニストまでにはなれないけれども
つねに生徒のお手本になりたい、憧れられる存在になりたい、と思っていますし、ピアノを愛する気持ちは一生変わらないと思っています。

なので、日々精進したいと思っています。勉強は一生続きます。