効果を感じられるような練習

どこでもピアノが上手になるには練習必要ですよと言うでしょうし、それはそうだと思うのですが、より踏み込んでこうすると良くなる、もっと弾けるようになるということを体感して続けていって欲しいと思っています。

まずレッスンで先生と一緒に出来るようになったことが次のレッスンでは自分だけで出来るようになっていたら、ひとりで出来ることが増えるので楽しいですよね。

レッスンでやったことと同じことが家に帰って出来るには、おすすめはレッスンから帰ったらすぐ家で同じことを思い出して弾いてください。これが確認や復習することにつながって脳に正しい方法として新しく上書きされます。家で弾いているうちにだんだん音が変わったり、使っている指が変わってきてしまうこともあるかもしれません。

どういう指を使うのか？はレッスンでやって確認したことを忘れないことが大切です。音やリズムが違ってしまうのは楽譜を見直して自分でも確認できると思います。(そのためにも楽譜が読めることは音楽の基本的なところです)

指の動きができたら今度は３回弾いても、５回弾いても同じことが出来るか弾いて確認しましょう。５回弾いても止まらないで最後まで自分で弾けるようになれば、今度は少し速く弾いても止まらないで弾けるか？新しい条件をつけて弾いてください。こうしたことを重ねていくうちに指を速く動かしてもいつも同じことが出来るようにもなりますので、指の使い方の種類も増えて、弾きやすいと感じられるようになります。