音楽で育てた耳は、言葉を理解する力も育ててくれる!　　　　　（4）

幸せピアノを目指すハッピアンピアノ教室の
ブログをお読み頂きましてございます。


以前より、聴覚は幼児期から小学生の時期に
飛躍的に発達すると言われて来ました。

ここで言う聴覚は、あの聴力テストのような
「この音、聞こえますか－？」といった
単なる聴力ではないんです。

ピアノを弾きながら、
音楽を奏でながら、

鳴っている音によーく耳を傾けては
トレーニングを積んで、

音の強さ・種類・音色・高低・リズムなどを
区別して聴き取っていくという、
とっても複雑な機能の事を指す様です。

南カリフォルニア大学の追跡調査の結果では、
音楽トレーニングを受けた子ども達は
音楽的能力が高くなる事は勿論ですが、

次のような結果も報告されていますので
書いてみます。
・言語を聞いて理解する能力が優れている
・音情報のスピード処理が速い
・スピードは８～９歳で、ほぼ大人のレベル
　だった。
・コミュニケーション能力が高い
・教室内で雑音があったとしても、先生の話を
　他の子どもより正確に速く聞き取る事が出来る

という嬉しいものでした。

ハッピアンピアノ教室のレッスンでは
いつも「耳チェックしようね！」と
呼び掛けています。

自分の奏でる音を聴き取って
演奏力を高めて行くためのアプローチですが、

この耳のトレーニングが言語能力の発達にも
役立っているなんて・・・

毎日のレッスンで
　「耳チェックしようね！」
　「どんな音が鳴っているか、よーく聴いてね！」
　「今の音はどんな感じ？」
と声を掛けるのが、ますます張り合いになってきました。

毎週30分のレッスンが
色々な方面にお役に立てれば幸いです。