大人のピアノ教室
【現役ピアニストによる音楽的なレッスンを】
♪ 作曲家の頭の中に響いていた音楽
それが楽譜となって弾き繋がれています
ピアノ音楽の多くは、まだ録音機などない時代に作られたものです。
ですから、当時の演奏家も、現代の私達もその楽曲を解釈するためには、楽譜を通してしか知ることができません。
音程とリズム、記号を用いて、規則に基づいて記された楽譜は、誰にでも同様に読むことができるものです。
しかし、その音の長さ、重なり、リズム、テンポ・・・多くの要素を絡め合わせていくことで、演奏される音は様々に変化していきます。
それは、まるで楽曲のある一面を削りだしていくような作業です。
♪ 正しく弾くことだけを求めないレッスン
音程とリズムは、多くの場合絶対的な存在です。
それを歪めても良いとしてしまったら、 楽曲は無限に変容してしまうからです。
しかし、そのリズム音程も、
求められる結果によっては微妙な変化が必要になる場合が あります。
あなたの演奏がその楽曲のどんな側面を描き出すのか、
それを一緒に作り上げていきましょう
フレーズや和声、リズムなど、多くの要素を絡めて響く音楽は、それぞれに違う結果を生み出します。
ですから、正解という演奏は無いに等しいものです。
そして私自身も、その楽曲のある側面からひも解くことしかできません。
生徒さんの演奏された音楽に寄り添ってみたり、時にはまったく違う観点からご指導し たり。
♪ これらは、私自身が演奏家として培ってきたもの、
そして多くの先生方から受け継いで学び続けていることです
私は幼少の頃からピアノを学び続けてきています。
その時々によって受ける教育の内容は変わっていますが、
どの先生も音楽の多面性を教えてくださいました。
そして現在も、年に数回ではありますが、
ロシア人ピアニスト、 P.ネルセシアン先生のご指導を受けております。
ネルセシアン先生は、ピアニストとしてだけではなく、
モスクワ音楽院とボストン音楽大学で教鞭をとられ、
そのご指導はまさに音楽の可能性を無限に広げていくようなレッスンです。
♪ 表現をするための技術=合理的な奏法
ピアノは指先で鍵盤に触れる楽器ですが、その動力は指の力だけではありません。
全身の動き、重さを伝えていくための合理的な奏法をご指導いたします。