②「効率化」の続き
お待たせしました。練習のポイント②「効率化」の続きです。
忙しい大人の生徒さんの貴重な練習時間。
限られた時間の中で上達&成果を得るには、効率良く練習することが大切。
ひたすらピアノを弾いたとしても、それが「練習」と呼べない内容だったら、
貴重な時間がもったいない!
「30分弾いた」と「30分練習をした」はイコールではないので注意ですよ~
と、前回、お話ししましたね。
では、どんな風に練習に取り組めば良いのか?
「いつ/何を/どのように/どれくらい」
これらを具体的に考えることが大切です。
===================
1・いつ?
『レッスン当日の復習&毎日』
毎日少しでも練習する。まず、これが基本。
わかってるけど毎日は無理~、という人!それならば、これだけは必ずして欲しい。
「レッスン当日の復習」 ←これ、すごーーーーーく大事なんです!
だけど皆さん、なかなか出来ません。(涙)
レッスン前には必死に練習してから来るのに、レッスンが終わると「ふぅ、終わった~♪」と
一気に解放感。気が抜けてしまうみたい。(気持ちはわかりますョ)
レッスンでの注意点、指示、練習ポイント、そして、レッスン中に得た手の感覚、
これらは、時間の経過と共にどんどん忘れていき、思い出せなくなります。
人間の記憶なんてそんなもの。(ノД`)うぅ。
とにかく、その日のうちに復習をしましょう。
ピアノを弾く時間が取れないなら、せめて楽譜を広げ、レッスン内容の確認を!
2・何を?
『ゴールに繋がる小さな課題(目標)』
皆さんがピアノを習っている目的は、
「上手く弾けるようになる!」「色々な曲を弾けるようにする!」
「憧れの曲を弾きこなす実力をつける!」などが代表的かと思いますが、
普段の練習の目的としては、これらのことは漠然としていて大きすぎ。
そこに到達するまでのプロセスを考え、現段階に適した課題を見つけましょう。
(目的達成のためにブレイクダウンしましょう)
その「課題をこなすこと」を日々の目標とし、1個づつクリアしながら進んでいきます。
小さな課題(目標)を決めて練習する!これが大切です。
「次の”区切り”まで譜読みしよう」
「苦手なところを1つでも減らそう」
「この部分の指使いを頭に入れちゃおう」
「このフレーズをミスせず弾けるように」
「和音を瞬時に押さえられるようにする」
など
3・どのように?
『目標達成に必要な練習方法』
なかなか良い手応えが感じられない時、また、音や指、リズムを間違える時は、
原因を探り、それにあった練習をします。
「部分練習」「抜き出し練習」は、自宅で練習する際の、基本中の基本です。
「小さな課題(目標)」をクリアするためにはどんな練習方法が必要で有益か、
なるべく具体的に考えましょう。
「ドレミで口に出して譜を読んでみる」
「小節や拍ごとに細かく区切って練習する」
「指使い(指の運び)を意識して弾いてみる」
「和音など分散せずにまとめて押さえてみる」
「楽譜の後ろ(後半)から戻りつつ練習する」
「テンポを落として(または速めて)みる」
「録音して聴いてみる」
など
4・どれくらい?
『時間より目標達成を目安にする』
練習で大事なのは、量より質です。わかりやすく説明するために、
具体的に「毎日○分くらい練習しましょう」などと示すことがありますが、
実際のところ、時間(量)よりも、2&3の項目の内容(質)が大切です。
「よし、○時までやろう!」など、時間で区切って練習するのもOKですが、
本来なら「よし!今日は、このフレーズが軽やかに弾けるようなるまで練習するぞ」
など、目標達成を目安にするほうが良いでしょう。
小さな目標でも、それを達成することで、「できた!」という感覚が生まれ、
それが、次の練習意欲に繋がります。
===================
せっかく確保できた練習時間。
30分弾いて得られたものが、”ピアノを弾いた”という「自己満足」だけだった!
なんて、これじゃぁショックですよね。(苦笑)
限られた時間だからこそ内容に気を配って、効率良く練習に取り組みましょう!
30分ピアノを練習する時間が取れたら…
・練習の目的を明確にし小さな課題(目標)を持つ
・目標達成に繋がる練習メニューを組んで取り組む
・(時間はあくまで目安とし、可能ならば)目標達成&手応えを実感できるまでやる
目標&課題(2&3)についてもっと具体的にやり方を教えてほしい!
自分に必要な練習課題がよくわからない!という人はレッスン時に相談して下さいね♪
さぁ、目指せ!練習上手!!
忙しい大人の生徒さんの貴重な練習時間。
限られた時間の中で上達&成果を得るには、効率良く練習することが大切。
ひたすらピアノを弾いたとしても、それが「練習」と呼べない内容だったら、
貴重な時間がもったいない!
「30分弾いた」と「30分練習をした」はイコールではないので注意ですよ~
と、前回、お話ししましたね。
では、どんな風に練習に取り組めば良いのか?
「いつ/何を/どのように/どれくらい」
これらを具体的に考えることが大切です。
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1・いつ?
『レッスン当日の復習&毎日』
毎日少しでも練習する。まず、これが基本。
わかってるけど毎日は無理~、という人!それならば、これだけは必ずして欲しい。
「レッスン当日の復習」 ←これ、すごーーーーーく大事なんです!
だけど皆さん、なかなか出来ません。(涙)
レッスン前には必死に練習してから来るのに、レッスンが終わると「ふぅ、終わった~♪」と
一気に解放感。気が抜けてしまうみたい。(気持ちはわかりますョ)
レッスンでの注意点、指示、練習ポイント、そして、レッスン中に得た手の感覚、
これらは、時間の経過と共にどんどん忘れていき、思い出せなくなります。
人間の記憶なんてそんなもの。(ノД`)うぅ。
とにかく、その日のうちに復習をしましょう。
ピアノを弾く時間が取れないなら、せめて楽譜を広げ、レッスン内容の確認を!
2・何を?
『ゴールに繋がる小さな課題(目標)』
皆さんがピアノを習っている目的は、
「上手く弾けるようになる!」「色々な曲を弾けるようにする!」
「憧れの曲を弾きこなす実力をつける!」などが代表的かと思いますが、
普段の練習の目的としては、これらのことは漠然としていて大きすぎ。
そこに到達するまでのプロセスを考え、現段階に適した課題を見つけましょう。
(目的達成のためにブレイクダウンしましょう)
その「課題をこなすこと」を日々の目標とし、1個づつクリアしながら進んでいきます。
小さな課題(目標)を決めて練習する!これが大切です。
「次の”区切り”まで譜読みしよう」
「苦手なところを1つでも減らそう」
「この部分の指使いを頭に入れちゃおう」
「このフレーズをミスせず弾けるように」
「和音を瞬時に押さえられるようにする」
など
3・どのように?
『目標達成に必要な練習方法』
なかなか良い手応えが感じられない時、また、音や指、リズムを間違える時は、
原因を探り、それにあった練習をします。
「部分練習」「抜き出し練習」は、自宅で練習する際の、基本中の基本です。
「小さな課題(目標)」をクリアするためにはどんな練習方法が必要で有益か、
なるべく具体的に考えましょう。
「ドレミで口に出して譜を読んでみる」
「小節や拍ごとに細かく区切って練習する」
「指使い(指の運び)を意識して弾いてみる」
「和音など分散せずにまとめて押さえてみる」
「楽譜の後ろ(後半)から戻りつつ練習する」
「テンポを落として(または速めて)みる」
「録音して聴いてみる」
など
4・どれくらい?
『時間より目標達成を目安にする』
練習で大事なのは、量より質です。わかりやすく説明するために、
具体的に「毎日○分くらい練習しましょう」などと示すことがありますが、
実際のところ、時間(量)よりも、2&3の項目の内容(質)が大切です。
「よし、○時までやろう!」など、時間で区切って練習するのもOKですが、
本来なら「よし!今日は、このフレーズが軽やかに弾けるようなるまで練習するぞ」
など、目標達成を目安にするほうが良いでしょう。
小さな目標でも、それを達成することで、「できた!」という感覚が生まれ、
それが、次の練習意欲に繋がります。
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せっかく確保できた練習時間。
30分弾いて得られたものが、”ピアノを弾いた”という「自己満足」だけだった!
なんて、これじゃぁショックですよね。(苦笑)
限られた時間だからこそ内容に気を配って、効率良く練習に取り組みましょう!
30分ピアノを練習する時間が取れたら…
・練習の目的を明確にし小さな課題(目標)を持つ
・目標達成に繋がる練習メニューを組んで取り組む
・(時間はあくまで目安とし、可能ならば)目標達成&手応えを実感できるまでやる
目標&課題(2&3)についてもっと具体的にやり方を教えてほしい!
自分に必要な練習課題がよくわからない!という人はレッスン時に相談して下さいね♪
さぁ、目指せ!練習上手!!
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