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練習のポイント②「効率化」

前回ポイント①(9/5記事)では…
 ピアノの練習時間を確保することが大変な大人の生徒さん達は、
 ついつい週末など時間が取れる日にまとめて練習をしてしまいがち。
 しかし、反復練習が必要不可欠なピアノにおいては、
 「練習し溜め」「弾き溜め」はできないので、
 練習を「日常化」することがポイントですよ~
というお話しをしました。

今日は2つ目のキーワード、練習の「効率化」について書きますね。

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「時間が30分ある!よし、練習しよう~♪」
さて。アナタならこの30分をどう使いますか?
「そりゃ、とにかく今レッスンで習ってる曲を弾くに決まってるでしょ?」
と思った方…
ピピピーーーッ!要注意です。

…というのは、このような「大ざっぱな回答」をしてしまう場合、
次のような練習をしている可能性が大!

・楽譜を広げたら、曲の頭から終わりまでひたすら淡々と弾いていませんか?
・途中、つかえたり間違えたりしたら、そこをちょこっと弾き直して先に進む、
 というやり方で、最後まで弾いていませんか?
・更に、最後までいったら「もう1回!」と、また同じ方法を繰り返していませんか?

↑これ、本人的には真面目にピアノの練習に取り組んでいるんだけど、
残念ながら、効率が悪すぎです。(;´Д`)
「中身がない練習」とでも言いましょうか…。
え?間違えた個所は弾き直してるんだから、ちゃんと抜き出し練習をしてるって?
うーむ。それは、弾き直しただけであり、「抜き出し練習」とは言えないのです。

考えてみて下さい。もしも、曲を1回弾き終えるのに、
つっかえながら5分かかっていたら、たった6回弾いただけでもう30分です。
その「ちょこっと弾き直して素通りしただけ」の6回分で、
ミスした個所が弾けるようになったでしょうか?
確実に「克服できた!」「消化できた!」「上達した!」と感じられたでしょうか?
多分、何も改善・解消はされていないはずです。

「30分ピアノを弾いた」ということで、「やった」という達成感はあるでしょう。
でも、「30分弾いた」と「30分練習をした」はイコールではないんです。
↑厳しいこと言ってますが、ココ大事!

闇雲にただ曲を頭から通して弾いてみたり、
雰囲気を味わいたくて無謀な速さで弾いたり、
自分の好きな曲を気持ちよ~く弾いてみたり、
以前、取り組んだ曲を何とな~く弾いてみたり…
これらは「練習」とはまた別モノです。

もちろん「弾くだけ」も有意義な時間ですョ。
練習を頑張った「自分へのご褒美」として、
また、練習時間とは別の「遊び時間」として、
ピアノを弾くことは私も大賛成~!!
ですが、限られた時間の中で上達や成果を得るには「練習」が必要です。
ただ30分ピアノを弾くのではなく、一歩踏み込んで考える必要があります。

「いつ/何を/どのように/どれくらい」

これらを具体的に考えて取り組みましょう。

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長くなりそうなので、今日はここまで。
次回に続きます。

むむぅ。(´・ω・`)
文章を短くまとめるのって苦手。
ダラダラといつも長くなってしまうよ。
生徒の皆様、呆れずにお付き合い下さい~。


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