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本物の自信をつけるには

 本日、今年初めてのピティナの予選に、2名のB級の参加者を引率し、行ってまいりました。一人は昨年同じB級で本選奨励賞を受賞しているYちゃん、もう一人はコンペ初挑戦のSちゃんです。

 Sちゃんは7月に1回目の予選を迎えますが、コンペの緊張感に慣れてもらうため、今回は演奏検定のみでの参加となりました。
 Sちゃんは当音楽院に学ぶようになってから1年が経過したところですが、ピティナに限らず、コンクールの舞台経験は全く無い為、まずは緊張するステージの上で、成績よりも落ち着いて普段の等身大の実力が出せるかどうかが今日の目標であり狙いでもあります。
 演奏の結果はノーミスで大きな乱れもなく、現在只今の実力は出せたのではないかと感じました。得点の平均も8.06とまずまずで、予選通過ラインの8.1には僅かに及ばないものの、演奏検定優秀賞を頂く事ができ満足しています。
 昨日まで経験値がゼロだった子が今日を境に、小さな成果ではありますが、今後自信を付けていく為の貴重な成功体験を積むことが出来たことは、とても幸運であったと思います。
 7月の1回目の予選に向けて、今日ステージで演奏したからこそ気が付くことの出来た問題点を改めて整理し、さらに自分の限界突破にチャレンジし続けて、成長していくことの喜びを共に味わっていければと願っています。

 さて、もう一人のYちゃんですが、昨年のコンペが終了してからというものの、本人の努力やご家族の協力のもと、目覚ましい進歩を遂げ、今年はC級への飛び級も一瞬頭を過ぎった程でしたが、やはり十分な経験を積んでいるとはまだ言えない所があるため、B級にとどまり、緊張の場面でどれ位の実力が発揮できるのかを見てみることにしました。
 結果は演奏の方もノーミスで、予選優秀賞を受賞し、めでたく本選進出とはなりましたが、緊張して心のコントロールがうまくいかなかったのか、少しそわそわした演奏になってしまい、頂いた先生方の講評にも、そのことを思わせる記述が見られました。
 私はこの様子を見て、実力は付いて来ているとはしても、多くの経験をさせながら、その事を自信に変えていくという事が、改めて大切なのだなと感じました。
 ただ緊張のあまり足が震え、ミスを連発した昨年の1回目の予選(初出場)の事を思うと、大進歩であることは間違いありません。
 人の子である以上、緊張してあがることはやむを得ませんが、一つ一つの経験の場を大切にし、例え小さなことでも成功体験を着実に積み重ねていくことで、自分自身に対する信頼を勝ち得て行かなくては、本物の自信(不動心)を備えていくことは難しいのではないかと痛感しています。

 これからも生徒達の数多くの経験の機会をサポートし、共に限界突破をしていける様、私も精進してまいりたいと思います。今日はひとまず、おめでとうございました。


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