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門松と角松

三が日も過ぎましたね。年末を故郷で過ごした人たちのUターンラッシュは今、ピークだそうです。皆さまにおかれましては、お疲れが出ませんことをお祈りしています。

年末からご近所の玄関に飾られていた正月飾りが、少しずつ姿を消し始めたので、門松はいつからいつまで飾るものなのか少し調べてみました。

門松をお飾りするのは、いわゆる正月「松の内」の間です。この「松の内」が地方によって異なるのは、大変興味深いことだと思います。

本来の「松の内」は1月15日の小正月までで、関西地方では現在に至って尚、15日まで門松をお飾りする習慣があります。

一方、関東では、江戸時代に幕府より正月を1月7日で切上げるお触れが出されて以来、1月7日をもって松の内とするという所謂「松七日」が定着しました。

他にも、地域によって多種多様な習慣があるため、門松を飾っておく期間は、国内で統一されていないのです。期間を過ぎた門松について、本来なら、どんど焼きによって、神様をお見送りするべきものなのですが、この近辺では、ダイオキシンや火災予防などの理由により、この行事を知る人さえ少ないようです。

さて、昨日、「正月餅」と聖書の関連性についてお話ししたので、今日は少しだけ「門松」との関係について触れてみたいと思います。

聖書を読んだことのある方なら、「証し」「ガド族」「角」「牛」「モーセ」などの言葉と、それに含まれる意味合いをご存知のことでしょう。

門松の「松」は、松明(たいまつ)がしょうめい=松明=証明=証しとしての意味を持ち、一説によると、それは『門(かど)の証し』と解釈することが可能なのだそうです。

そこで、『門(かど)』とは何かということを考えますときに、思いつくのが「ガド族」(古代イスラエル12部族の一つ)です。

門(かど)が、角(かど)を意味するものであれば、角(つの)が牛の象徴である可能性を否めません。牛がモーセ(古代イスラエル人をエジプトの奴隷より救出した人物で、新約聖書に登場するイエス・キリストのひな型とされる。)の象徴でもあることは、旧約聖書から見て取ることが出来ます。

そう考えると、「門松」には、『モーセの証し』が秘められているのかも知れませんね。「お正月」という行事に隠された民族の歴史を探ることは、一興だと思います。


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