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「60粒の謎・・・」に迫る!

17日のブログに、ベートーヴェンが非常に濃いコーヒーを好んだことを書きましたが、それに関して、ちょっと疑問に思うことがあります。

彼は、「一杯につき60粒のコーヒー豆を数えていた」と伝えられています。

60粒だと、平均で9gになりますが、標準的なコーヒーでは10gです。したがって、ベートーヴェンが「濃いコーヒーを好んだ」という史実と矛盾するのです・・・。

当時の欧州には、深煎りした豆が出回っていませんでしたから、細かく挽いた豆から時間をかけて抽出したか、或いは、トルコ式コーヒーのように煮詰めたという可能性も、ないではありません。

実際、ベートーヴェンは、自分で考案した珈琲沸かし器を使っていたそうですから、何らかの工夫がされていたことは大いに考えられます。

しかし、私は、「ベートーヴェンが使っていたコーヒーカップが小さめだったのではないか?」という推論を立てています。

と言うのは、私はベートーヴェンとは反対に、薄めのコーヒーが好きなのですが、うちにあるカップが「デミタス」なので、それを使うとどうしても濃くなってしまうのです。

それで、私は最近、300ccのダブルウォールグラスを使うようになりました。これは、見た目も美しく、多めに注いでも長く適温を保つことが出来るので、私は大変気に入っています。

さて、下記のカップの容量を参考にして、色々と自分で試してみると、「60粒にこだわったベートーヴェンのコーヒーが、実際はどんなものだったのか」段々と分かってくるかも知れませんよ!

モーニングカップ 160cc~180cc
マグカップ 200cc~500cc
缶コーヒー 180cc~250cc
ペットボトル(小) 300ml
ペットボトル(中) 500ml
レギュラーカップ 100cc~150cc
デミタスカップ 45cc~65cc


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