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どちらが先生?!

先日よりブログのテーマにしているジョージ・ガーシュインですが、彼は、ポピュラー音楽とクラシック音楽の両方の世界で名声を得ました。

ガーシュインは、モーリス・ラヴェルのことを尊敬していましたので、ラヴェルに「レッスンを受けたい」との申し入れをしました。すると、ラヴェルの方は、「何故、一流のガーシュインが、二流のラヴェルのレッスンを受けたいと言うのかね?」と、断ってしまいます。

ラヴェルは、別段、自分のことを本心から「二流」と思っていたのではないと思います。彼は、「ガーシュインの自由奔放なジャズ風作曲技法に影響されて、自らの作風が彼のやり方に転じてしまうのではないか?ということを危惧した」あるいは、「それに類する複雑な音楽上の理由が心のうちにあった」と推測します。

これは、個性の問題であって、優劣を比較するような事柄ではありませんよね。結局、この二人の間には、音楽家同士としての交流はあっても、師弟関係が成り立つことはありませんでした。


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